表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
酒会と子爵
603/613

3話 ---帰馬車中---

「あなた。今日、イスカレルはモテモテでしたわよ。」


公爵廷について早々、公爵様に呼ばれた旦那様に、お茶会の様子を報告です。


「でもお父様。どのお方も今一つでしたわ。フィロルウェイン様がもう少し大きければ少しは違って見れましたのに。」


フィロルウェイン様は素晴らしいお方ですけれど、若すぎますからね。

フィロルウェイン様に釣り合う子。もう一人位、頑張っておくべきだったかしら。


「友達にね。ヨルーク君はお婿さん候補かって聞かれちゃった。」


そういう考えもあるわよね。


「お義姉さま。それは多分、そのお友達のごじょうだんだったのでしょう。そうみられてしまうということは、私がまだドゥーブル家の一いんとして周りに見られていないということ。私はもっとしょうじんしなければ。」


なんとまじめな子でしょう。貴方はちゃんと私の子ですよ。


「ヨルーク。周りにどう見られようと君はもうすでにドゥーブル家の子供だよ。焦らず着実に進んでいけばいい。」

「はい、お義父さま」


旦那様も同じ気持ちなのですね。

そうそう、これも報告しなければ。


「ヨルークは、ルーシフェル殿下やフィロルウェイン様やファルシオン様と友誼が結べたんですって。」

「はい、おそれれ多い事ではありましたが、殿下からのお申し出。有りがたくうけさせていただきました。」


素晴らしい事です。娘だけでなく義息子とも仲良くしていただけるなんて。


「ほう、それはすごい。実をいうと私もルーフィン閣下より愛称呼びを提案され受けて来たのだ。」

「あなた。それは素晴らしい事ですね」

「父上もすごい。」

「おめでとうございます。義父上」


私のお茶会主家だけでなく家族ぐるみで縁を持っていただくなどアマリアーヌ様、いえ、ルーフィン家には感謝しかありませんわ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ