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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
王家主催新春お見合いお茶会
597/613

3話 ---殿下登場---

「ヒロよ、この人だかりはなんであるか?」

「ルル兄!」


ルゼ姉やほかの令嬢を伴ってルル兄が来てくれた。

助かった。


「「「「「「ルーシフェル殿下!」」」」」」


皆、その場で直立不動となり首を垂れた。


「皆の者。今日は子息、令嬢の社交の場である。そう畏まらなくてもよい。」


そうは言ってもルル兄は王子様だ。そう簡単に割り切れるものではない。


「イスカレル嬢も久しぶりであるの。ルゼも合うのが久しぶりであろう。」

「はい、ルル様。」

「さすれば、ほかの皆とあちらで話をしてくるがよい。」

「ありがとうございますルル様。では失礼いたします。」

「「「「失礼いたします。」」」」


令嬢一団はテーブル席へ向かっていった。


「して、其方がヨルークか?」

「はい殿下、このたび、ドゥーブル子爵家の養子となりました、ヨルーク=ドゥーブルともうします。」

「うむ、其方とは話をしたいと思っておった。あちらで話をしようぞ。ヒロ、ハルも付き合え。」

「はい、殿下。」

「「わかった、ルル兄」」


僕らがテーブル席に向かった後には、子息達が取り残されたのだった。

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