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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
王家主催新春お見合いお茶会
595/613

1話 ---茶会会場---

「で、なんで今回もウチでやるんですか?」

「ミレニー様の指示なのです。逆らえるとお思いですか?」

「…無理ですね…」

今回のお茶会は、若い子のお披露目茶会だ。

洗礼後~成人前後の貴族の子が全員参加となっている。


義母上達は『お茶会』をしているが、御子達は『社交パーティ』の予行演習的な様相だ。




「お久しぶりです。フィロルウェイン様、ファルシオン様。」

「おひさしぶりです。イスカレルお姉さま」

「お久しぶりです。イスカレルお姉様。でそちらの方は?」

「新たに私の義弟となったヨルーク君ですわ。」

「ヨルーク=ドゥーブルといいます。いごお見しりおきを。」


ドゥーブル卿が引き取ったと聞いている子か。

アクダイ候の嫡男と聞いてはいるが、なんとも礼儀正しい。

(事情があって養子縁組した場合、元の経歴は問わないのがマナーとされている)


ローレント家のベル兄と比べると雲泥の差だ。


「フィロルウェイン=ルーフィンといいます。こちらは義弟のファルシオンです。」

「ファルシオン=ルーフィンです。よろしくお願いします。「御家の子爵への陞爵、おめでとうございます。」」

洗礼後の子息限定のはずなのだがなぜ僕らがこの場にいるかって?


「ホスト役よろしくね。」


王妃様(ミレニーちゃん)のせいである。

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