表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
新年を迎えて
568/613

8話 ---兄弟裏話---

「ヒロ兄。ボクじょうずにおせじ言えてた?」

「うん、完璧だよ。よく、僕が伝えた言葉がそのまま言えたね。」


《イヤーウィスパー》で伝わる言葉をリアルタイムに発するなんて芸当、少年探偵のボイチェン声パクする某博士よりすごいんじゃないかな?


「ボクもお姉さまをほめることばをじぶんで言えるようになりなりたい。ヒロ兄、教えて。」

「いいよ。ラーヤ。ちょっと来て。」


「何でしょう、ヒロ様。」

「ラーヤはいつも凛としていて奇麗だな。」

「…そんな♡ヒロ様♡」


「こういう風に相手が喜んでくれるような言葉が基本だよ。でも同じ言葉ばかりじゃ駄目。時には詩的な表現も必要だよ。」

「むずかしいな。」

「練習あるのみだよ。相手は…義母上だとハルの言葉は無条件で喜びそうだし…侍女は…勘違いされても困るし…僕の専属相手に練習するといい。」

「うん、わかった。じゃあ、アリス。相手をお願い。」

「畏まりました。ハル様」

ラーヤはトリップしたまましばらく帰ってきませんでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ