5話 ---侍女π揺--
「いくよー!そーれっ!」
ベティの見事なジャンプサーブに
「「「「「「「「「「オーーーーーーーーーー!」」」」」」」」」」
周りから歓声が上がる。
初めて見るフォームに感動したのか?
皆の顔を見ると…鼻の下…伸びてる?
ジャンプサーブに感動したのではなく…ベティのπ揺れに見惚れたようだ。
騎士姉さんの練習着は借りれたが、革ブラは合うやつがなかったのだ。
う~ん。眼福ではあるのだが…
その後も、ベティのアタックやらのたびに歓声が上がる。
本当に男ってやつはもう…。(気に入らん)
試合が終わり1点差で専属達が勝った。
本来なら騎士見習いの方が強いはずなのだが…どうやらベティのπ揺れに目を奪われてたようだな。
若くて結構。(でも気に入らん)
「以上のように5点先取で勝ちとなります。各家騎士団より3人×2チームを選出してください。姫百合騎士団からも1チーム。ルーシフェル殿下で1チーム作って下さい。」
ルル兄はルゼ姉、そして今日はシア姉もいるからそれで1チームとしてもらおう。
おや?ルル兄が見当たらないぞ。
ベティにも専用の革ブラを支給しよう。
あのπ揺れは僕のです。誰にも見せたくありません。
 




