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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
新年を迎えて
562/613

2話 ---式後貴族---

「最初は広間に椅子が置いてあり驚きましたが、あの形式ですと楽ができましたな。」

「いやまったく。しかしあの号令。軍役時代を思い出しましたな。」

「軍役もそうでしたか。」

「そういう貴方は騎士役を」

「はい、騎士役で数年。いやぁあの頃は先輩方のああいった号令にびびっていたものです。」

「久方ぶりに身が引き締まる思いでしたな。」

「新年ということで、そういった意味も込めて陛下は制度を変えられたのかもしれませんな。」

「なるほど。しかし引き締まったままでは少々寒さを感じますな。」

「話ではサロンでバッヘン候の酒がふるまわれていると聞いています。いかがです、そこに体を温めに参りませんかな。」

「それは良い考えですな。」

その年2日目、大半の貴族が二日酔いだったそうだ。

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