表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
ローレント侯爵領へ《冬》
544/613

11話 ---巨猪討伐---

「もう1頭出てきたぞー!」

「「こっちは私達に任せて!」」


今度対応するのはウルエル姉さん達だ。


「「私達を基準に2列縦隊。…軸線合わせ!よろし?」」

「OKです。」


最後尾の者がイノシシの進行方向と隊列方向があっている事を確認してくれる。

こちらでもイノシシは猪突猛進。走り出したらちょっとやそっとじゃ曲がらないのだ。


「スクラムロック!」


前列二人を全員で支えるように隊列を固定する。


「接敵までカウント開始。5」

「4 」

「 3」

「2 」

「「ゴッド!」」

「「ブレイク!!」」<どっごーん!!!!!>


今日の例の盾装備は破城槌仕様。

さらにに、ウル姉さんは普段から剣として使うため右手に装着しているため、ウル姉さんが左側、エル姉さんが右側だと、ほぼ同軸で2連のパイルバンカーが並ぶことになる。


結果、イノシシは頭蓋を砕かれ、その場で硬直した。



「なななんじゃあの技は?」


御爺様が驚いている。

そりゃ、一般騎士が20人で止めたイノシシを、10人で止めるだけでなく止めまで刺したのだから。


「うちの土属性騎士専用盾、『ゴッドブロック』じゃよ。」

「師匠。お帰りなさい。」


《空歩》で師匠が帰ってきた。

師匠は空から俯瞰で状況を確認していたのだった。


「閣下。もしかしてあれはアーティファクト級の武器なのですか?」

「ナニ。元は蚤の市に出ていたオモチャじゃよ。それを、使える武器にしていったのはあ奴らの努力の賜物じゃて。」


うん、確かにあの盾展開が出来るようになったのは、僕のアニメ知識をウル姉さんが頑張って再現してくれた結果だ。


「そんな事より騎士どもを集めた方が良いぞ。もうじき熊がこちらへやって来る。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ