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１０話 ---害獣駆除---
今日は害獣狩りに同行させてもらった。
下草も枯れ、隠れる所が少なくなったこの時期に、犬で獣を追い立て、騎士が打ち取るというものだ。
追い立てるのは熊や、大型のイノシシ。大型化し、一般の猟師さんの手に負えないやつらだ。
「一頭そっちに行ったぞー！」
「前列、盾構え！止めるぞ！」
「…「オー！」…」
＜ガシャーン＞
巨大イノシシの突進を２０人規模で止めると、（１０人ほどは吹っ飛ばされたが）
「…「そりゃーーーー！」…」
と槍隊が心臓を突く。
何槍かは心臓に到達したようでじきにイノシシは崩れ落ちた
肉を食べるためなら血抜きを完璧にするため、喉を狙うべきなんだろうけど、そうしてもしばらく動くので危険だ。
仕留めるには肋骨の隙間から心臓を一突きするのが最も確実な方法だ。
