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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
姫百合騎士団団長
515/613

5話 ---奥義手本---

今日のおじいさんは、式典用の軍服を着ていた。

そういえば今日は無敗将軍様の退役式だっけ。


無敗将軍様ってどういう方なんだろう。

すごいお方とは聞いているけど、戦歴の噂ばかりでその風体に関しては一つも耳に入ってこない。


団長も式典用の制服着てたけど、下っ端の私は今日も自己鍛錬中だ



「お嬢ちゃんも、もう立派な騎士じゃのう。では最後にとっておきをみせるかのう。」

「おじいさん。最後って?」

「良いか、よく見ておけよ。」


おじいさんが一瞬、風になった。

すごい速さだ。


「さらに!」


今度は3人になり、立っていた樹に切りつけていた。


「どうじゃな。今のが速度強化術奥義と究極奥義じゃ。儂が見せれるのはここまで。後は自己研鑽あるのみじゃて。」

「おじいさん、それって…」


問質といただそうとしていると、


「ライヤーン将軍。こちらにおられましたか。さあ早くしてください。式典が始まります。」


えっ


「おじいさんって『無敗将軍』様だったの!」


「将軍。早くしてください。」

「判った判った。そう急かすでない。お嬢ちゃん。精進、怠るでないぞ。かーかっかっかっ!」

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