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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
姫百合騎士団団長
511/613

1話 ---入団当初---

私は成人後、姫百合騎士団へと入団した。

こうする事で、弟は兵役を免除されるからだ。

体の弱い弟に、騎士や軍が務まるとは思えない。

その分、弟にはしっかり勉強してもらい、国政や領政で成果を出してもらおう。



入団してみてびっくりした。

『姫百合』というからには嫋やかなお嬢様騎士をイメージしていたのだが…ガチで騎士でした。

いえ、決して、たくましいというわけではなく、その姿は凛として清廉。

鎧を脱いだ姿は素敵な御姉様方です。


私はその御姉様方に追いつこうと暇を見つけては、剣を振るってました。

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