表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
義弟とのふれあい
37/613

7話 ---一寸茶会---

失敗品を片付けてもらい、お茶会Timeである。

ラーヤとハル付き侍女さんには、別テーブルに移動してもらって食べてもらう。


主と同室で食事を取る事など、許されない事と思うが、またラーヤの「お役目です」説得してもらおう。

おそらく、母上から報告命令受けていると思うから、

「ファルシオン様がどのような物をお食べになったか報告の義務があるのでは?」

といえば納得してもらえるか?


納得してもらえたようだ。

それでは「いただきま~す」

ハルも遅れて「いららきまぁす」


やはり、氷室で冷やすと、さらに美味しい。

ハル付き侍女さんが固まっている。

ハルは「おいひぃおいひぃ」とあっという間に完食


イリスは「なに?どんな味なの」という顔をし

アリスは「あたしも食べたい食べたい食べた~い」顔をしている。

二人とも、顔に出しちゃいけないよ。

べティ、ガーリィはさすがに無表情。(目がちょっと泳いでるかな)

待ってなさい。あなた達の分は別にあるから。


「ひろにぃ。もっとたべたい。」

やっぱりそう来たか。

「母上にあげる分と一緒にハルの分も入れてあるよ。後で部屋に帰ったら一緒に食べたらいい。」

「やら。いまたべたい」

う~んどうしよう。

「今、食べちゃうと後で母上と食べる分がなくなっちゃうぞ」

「…やら。」

もうちょいか?

「我慢して、部屋に持って帰ると、母上が褒めてくれるぞ。」

「…う~」

「それに……母上と一緒に食べると。もっとおいしく食べれると思うな~」

「ほんろ?」

「それを確かめるために、母上に持って帰るのだよ。」

「ん。ぼく、がまんしゅる。」

説得成功!



「ひろにぃ。『いららきまぁす』ってらに?」

解らず言ってたんかい!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ