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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
義弟とのふれあい
35/613

5話 ---一寸寸劇---

「…ミレニア姫はゴウツク王に攫われてしまったのです。それを知ったフリードはいち早く城を駆け出しました。」


ここからは絵本にない部分なので絵本から手を放し、一人芝居開始

ヒロ:フリード「誰か、馬を引け!一番早い馬を」

ヒロ:馬番(しわがれた声で)「フリード様、こちらに」

ヒロ:フリード「かたじけない。ミレニア姫。このフリードがお助けに参ります。」

ヒロ:ナレーション「フリードの気迫が伝わったのか馬は2日のかかるところを半日でゴウツク城にたどり着きました。」

いきなり、一人芝居始めたもんだからハルがびっくりしている。


次はもっとすごいぞ。


ヒロ:ナレーション「フリードは一気に王の間まで駆け上がりました」

丸めておいた羊皮紙を手に取り立ち上がる。

ヒロ:フリード  「ミレニア姫! ミレニア姫はいずこ」

アリス:ミレニア姫「フリード!」(椅子に座って縛られたフリ))

モドア:ゴウツク王「フハハハハ。良くぞ参った。ミレニア姫を返してほしくば、儂を倒してみよ」(手には丸めた羊皮紙)

ヒロ:フリード  「ならば!お前を…倒す!えぃっ!」

モドアと2・3度、剣(羊皮紙)を交わす。

ヒロ:フリード  「神よ。わが剣に力を。えぃっ!」剣(羊皮紙)を振るう。

モドア:ゴウツク王「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!」倒れてゆく。


アリス:ミレニア姫「フリード。いえ、フリード様♡」

ヒロ:フリード  「姫。さあ、城に戻りましょう」


ここから絵本に戻る。あっ、モドア。起きていいからね。

「城に戻ったフリードと姫は、その後結婚し、末永く幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。」

監督、脚本、脚色:ヒロ

出演:フリード・ヒロ ミレニア姫・アリス ゴウツク王・モドア

でお送りいたしました。


「ひろにぃすごぅい。かっこいい。ファ、ぼくもやりたぁい。」

やっぱりそうなるか。男の子はヒーローごっこ好きだからね。

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