14話 ---集合解散---
「おばちゃーん。こんにちわ。」
「ヒロ君いらっしゃい。お連れさん、もう着いてるよ。」
ルル兄達は先に到着してセレスと話し込んでいた。
セレスは、義母上の時もそうだが、ルル兄に対しても物怖じしていないな。
「だって、アリス御姉様が気さくに話しかけられてるんですもの。私だけ距離を置くと可哀想かな、って。」
アリスも大物だが、この子も大物だ。
それに対し、幼女に憐れまれる王子(涙)
もうじきハルも着くだろう。
「おばちゃん。ちょっと奥、貸してもらえる?女の子を着替えさせたいんだ。」
「いいよ。好きに使いな。セレス。案内頼んだよ。」
「はーい。」
ウチの子はともかく、ルゼ姉は元の恰好に戻してから帰さないと。
「あー。ヒロ兄、もうついてる。」
「ハル。遅いぞ。」
丁度、着替え終わったタイミングでハルも合流した。
ルゼ姉には裏手に留めてある馬車に乗ってもらい、騎士姉さんたちが護衛に着く。
「ヒロ様。今日はありがとうございました。アリスちゃんも。また遊びましょ。」
あれ?ルル兄は。
「ヒロよ。今日は楽しかったぞ。また会おう。」
何ナチュラルに馬車に乗り込んでるんですか!
最後で一気に疲れた。
「……皆さん。わが家へ帰りましょうか。」




