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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
男の娘問題回答編
215/613

9話 ---事情告白---

「ルゼ嬢、待たせてしまったかな?」

「い、いえ、殿下。お気になさらずに。」

「今日の姿は一段と美しいな。シンプルであるが品がある。これは?」

「アマリ御姉様より頂いたドレスです。」

「そうであるか。ルーフィン公爵夫人には問い質さねばならぬな。『花をさらに美しく見せる衣装なぞどこで手に入れた』と」

「そんな。『花』だなんて…。」


「実を言うと、先日、其方と会ってから、其方の姿が頭から離れぬ。今日再び出会えてさらに焼き付いてしまった。本当はすぐにでも会いに行きたかったのだが、ヒロに諭されてしまっての、我慢しておったのだ。」

「そんな。私には過分なお言葉でございます。」

「まだ成人前なれど、生涯の伴侶となるべく我と付き合ってくれぬか?」

「それはできません。殿下。」

「なぜだ。何か問題があるのか。そんなもの我が……。ヒロに叱られてしまうな、そんなことを言っていると…。何か事情があるのであろう。遠慮なく申せ。」

「実は私、先日まで『男』として育てられていたのでございます。」






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