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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
お茶会顛末記《王子》
197/613

11話 ---戸惑義母---

さぁ、これでお開きですね。

妾の寿命も減ることがなくホッとしております。


「おおっ!なんだ?この星空は?」

「ルル兄。声を上げちゃダメですって。」


おや、フィロルウェインは所用でここに来れないのではなかったのでは?

で、傍にいる貴公子は……ルルル、ルーシフェル殿下。


我儘王子がここにぃー?

わわわ、妾のアリスちゃんがお手つきにー

どーしましょ!どーしましょ!


「いきなり声を上げて済まぬな。」


ありっ? いつもの我儘王子じゃない?


「さぁ、夜の世界は終わりです。昼の世界に戻りましょう。」〈パチン〉


フィロルウェインが指を鳴らすと、一瞬で暗幕が取り除かれ『昼』となる。


「ヒロ。どんな仕掛けだ?これ王宮でもできるのか?」

「ルル兄、そんなことより挨拶、挨拶。」

「おお、そうであった。


我はフイーン王国第三王子ルーシフェル=ゼ―フィンである。こちらに美しき方がお茶会を開かれていると聞いて、フィロルウェインに案内してもらったのだ。


これで良いのかな。ヒロ」

「上々にございます。ルル兄」


なんですの?いつもと違い、あの落ち着きの払った殿下のご様子は?

それにフィロルウェインと愛称呼びなんて、いつの間に仲良くなったのですの?

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