表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
お茶会顛末記《王子》
190/613

4話 ---星空茶会---

今日は平穏無事に進行できましたわ。

前回とほぼ変わりなく。


おや、ファルシオンではないかや。

何なに?フィロルウェインの代わりで参った?


「ごしょうかいにあずかりましたファルシオン=ルーフィンです。これからおくばりするものは『オタメシャーベット』と『ミチゴジェラート』『マモジェラート』となります。それではみじかいあいだですが『ほしぞらちゃかい』おたのしみください。」


『ほしぞらちゃかい』?そうなると次は…

一瞬で東屋が暗幕で包まれ、天井には満点の星。

真ん中に据えられているのは前回と同じ『ライト』の魔道具。ですが覆せられた暗幕からこぼれる光が、星として天井に映し出されています。


「なんて素敵な星空」

「まぁ。一瞬で夜に変えるなんて、そんな魔法ありました?」


「魔法ではありませんわ。ちょっとした小細工ですわ。」

はい。毎度のアドリブセリフ。入りま~す。



粗方食されたころでしょう。


「みなさま。ながれぼしがきえるまでに、ねがいごと3かいとなえると、ねがいがかなう、といういいつたえがあります。」


そんな言い伝え初めて聞ききますわ


「これから、ながれぼしがみられますので、ぜひとも、ねがいごとを、となえてみてください。」


「あっ流れ星!」

「プリンをもっと!プリンをもっと!プリンをもっと!」

「胸が大きくなります様に、胸が大きくなります様に、胸が大きく…星、消えちゃった。」

「旦那の浮気が治ります様に…」


皆、願いは様々ですね。


「エロMえっ!債務?、エロMえっ!債務?…」


誰ですか!不穏な呪文唱えるのは!



あの侍女の手にあるものは携帯ライトかや?

なるほど。

あれで流れ星を表現しているのですか。


しかしファルシオン。これだけの長い台詞、良く言えましたねぇ。えらいですよ。

オタメ=スイカ マモ=桃 に似た果物です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ