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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
お茶会顛末記《夏》
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10話 ---乾氷演出---

途中から、大人と子供にテーブルが分かれてしまいましたが、娘たちのキャキャ、ウフフが見れて大人組はほっこりしています。

妾のアリスちゃん。しっかり話題を作っていますね。

その話題の中心がフィロルウェインであることが少々癪に障りますが。



さてと、最後のトリの時間です。

おや?

あれは当家使用人のお子達のようですね。

皆蝶の羽の付いた薄絹をまとっています。まるで妖精のようです。


フィロルウェインの事です。やはり最後まで平穏には澄まさせてくれないようですわね。


お子達は東屋の周りを取り囲むと、水のカーテンの受け皿となっている水路へ何かを投げ込み、「わーーーー」と一斉に逃げていきます。

水路から何かがあふれ出します。

霧です。

霧は無理と言ってたんじゃ無かったのですか?


皆、内心動揺はしていますが、さすがは貴婦人、(表面上は)うろたえていませんね。


して娘たちは、

「これはヒロ様の演出だからね。ヒロ様ってすごいんだよぉ~…」


アリスちゃん。知ってたなら妾にも前もって教えてたもれ。


霧ではありますが上に登らず、足元に溜まってます。

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