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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
お茶会顛末記《夏》
175/613

2話 ---劇的前後---

「えいほっ!えいほっ!」




「フィロルウェインよ。あの者たちは何をしているのかや?」


あまりムサイ男は見たくはないのですが、お茶会舞台のセッティングと聞けば、妾も見ておく必要があります。


「本当は霧を発生できればよかったんですが圧が足りませんし材料もないので。別の方法で『涼』を演出しようと思い、そのための仕組みを設置させています。」


霧とな?

確かに霧があれば『涼しい』と感じはできるが、今の季節です。それだけの霧、何人水魔法師を呼ぶつもりだったのでしょう?

いや、圧が足らぬ と申しておったの。魔法を使わずに霧が発生させられるものかや?


いつものお茶会をする東屋に、白い石柱を並べ立てており、確かに涼しげに感じはするがそれだけです。何をしでかす気かや。



結果……


いつものお茶会東屋が、

まぁ~。なんてことでしょう。

異国情緒あふれる小さな神殿に様変わりです。

劇的びふぉああふたぁです。

ミスト発生に必要なのは、チューブとノズルか。今の技術じゃ無理だな。

水圧を定圧で掛ける必要があるし。

霧発生魔法はあるけどお茶会中、ラーヤ達の魔力持ちそうにないし、傍で魔法を放ち続けるのも無粋か。


霧はあきらめて力業で行きますか。

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