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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
速度強化術入門
173/613

7話 ---終義解説---

「…というわけで、『時を止めている』ではなく『思考速度を上げている』のです。」

「ほほう、そうじゃったのか」

「ですから『止まったように感じる』まで上げなくても『行動が制御できる限界まで』位に留めて置けば負担は軽くなるはずです。」


帰ってきてくれた師匠に最終奥義、解説中です。


「『思考速度上昇』だけなら他の属性でもできるはずです。ですが多用は危険ですね。昔の師匠の時みたいにリミッターが働けばいいのですが。」

「速度強化出来ぬものが『思考速度上昇』しても意味なかろうに…」

「いいですか師匠。『思考速度上昇』ができるということは、『考える時間が取れる』ということですよ。『万事休すの状態でも打開策を考える時間が取れる。』『経験や感だけでなく思考観察で敵の隙を突ける』ということですよ。これは強みです。」

「なるほど、そうか。なら、例の4人にやらしてみるかのう。あの4人なら、魔力操作に関しては安心じゃ」


思い出した。


「師匠、オル兄さんから隠形術を教えて貰えませんか?」

「済まぬのう」


なんですか?


「実はバーバラーヤから『ヒロ様には隠形術を教えないでください。』と言われておっての」


えーーーー。


「『専属として、ヒロ様を見失うわけにはまいりませんので』といわれて断れんかったのじゃ。」


残念。先手を打たれた。

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