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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
戦利品?の検分、他
132/613

4話 ---試験精米---

ド麦、デ麦は脱穀と同時に殻が分離されるが、コ麦は殻が外れにくい。

殻を取って粉にしてもパンにはならないので、そのまま家畜の飼料として消費されている。


この殻の外し方だが、『俺』の記憶では、米は

・突き臼

・籾摺臼

・ゴムローラ式

・インペラ式

・ジェット式

で籾摺りしていた。


このうち臼を使った方法だとコ麦が割れてしまう率が多そうだし。ゴムなんてまだ見つかっていない。

仕組みは判らないが、インペラ(羽根車)やジェットなら風魔法で何とかなるか?

…兄弟に『フールド』を使ってもらったが、脱ぷ率が1割にも満たなかった。

『プロセッサー』だと粉々…


何かにコ麦を高速で擦り付けられればいいんだよな。それは風である必要が…そうか!


まずアリスに、コ麦の殻をむいたものを見せ『硬い物』と認識させる。

次にコ麦に『ツブト』が発動できるか練習をさせる。

さらに樽の中に入れたコ麦を樽面にそって回転する練習をさせる。

回転数をだんだん上げてゆくと……籾摺り成功だ。

嬉しい誤算は、精米も同時にできていたことだ。


「アリス。この魔法を『セイマイ』と名付けます。もう少しコ麦を『セイマイ』掛けておいてもらえますか?」



皆が食べれる量ができるころには、アリスはへとへとだ。

「アリスご苦労様です。少し休んでいなさい。イリス、コ麦を洗ってください。」


まずコップで5杯分計って、水で研がせる。


「水の濁りが無くなったら、一度ザルに上げます。」


水が切れたら、漬け込みです。


「鍋に入れてから水を5杯注いで下さい。30分ほど置いておきます。」

コ麦はあくまでも米に似た穀物です。

米との多少の違いは平にご容赦を。

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