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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
防御強化術入門
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8話 ---休憩終了---

「休憩終了!訓練再開!」


皆が元の訓練に戻っていく。


「ウルディーナはハルは相手をするように。ヒロとエルレンはちょっとこっちにこい。」


選手交代か、と思ったらこっちはちょっと雰囲気が違うな。


「ヌシとハルはあっという間に防御強化術をマスターし、ウルディーナは術の幅が広がっておる。ヒロ。ヌシは何をした?」


そんなに問い詰められることしてないんだけどな。


「僕の場合、師匠の防御強化術を真似ただけですよ。ただ、打ち込まれる剣をどうしたいかを具体的に考えながら。ウル姉さんにはその、具体的な考え方を伝えただけです。」


今まで、魔力色を変えて魔法を使おうなんて考えもしていなかったので新たな発見だった。


「ハルには具体的に伝えても理解しづらいと思ったから、『フリードの鎧』『神の鎧』『金の鎧』をイメージしながら魔力を纏わせるようにアドバイスしただけだよ。」



「魔力を?」

「纏う?」


惚けた顔でコテンと首をかしげるエル姉さん。かわいいな。

爺さんがこれをやってもキモイだけだからやめてね。



先にも述べたが、魔力系の習熟は、理論付けられてはいない。

ただ試行し、うまくいったらめっけもん。

その感覚を反復練習するだけである。


防御強化術にもそれは言える事で、二人の反応を見るに、『魔力を制御する』という意識はない。

魔力が見えないのだから仕方がない事だが…


ウル姉さんにした話をエル姉さんにもすると、

「私もやってみる」

と、団員一人捕まえて模擬戦をしに行った。

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