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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
防御強化術入門
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6話 ---女騎士哀---

「ヒロ君はあんなイメージだけで、防御強化術、マスターしたの?」

ウル姉さんが聞いてくる。

「いいえ。僕の場合はもっと具体的に、剣を『通さない』『止める』『弾く』をイメージしただけだよ。」

「ああ。それで…」


いままで、防御強化術は『防御強化』の術として認識されてたため、具体的なイメージがなく訓練中に偶々発動できた感覚を覚えてゆくものだったそうだ。

ウル姉さんの覚えたのが「攻撃から体を守る」「盾での攻撃時に相手の攻撃を跳ね返す」感覚。

この二つは別物と考えられていて、瞬時に切り替えが『出来ない』ものと思い込んでいたそうだ。


魔法もそうだが、魔力系の習熟は、理論付けられてはいない。




「ヒロ君、もうちょっと付き合ってくれるかな?もっと積極的に打ち込んできて。何かつかめそうな気がする。」


ウル姉さん。何かに気づいた?




ウル姉さんが『通さない』『止める』『弾く』の強化術の切り替えをマスターしてしまった。

さらには本来、剣術、盾術での『流し』を、強化術に応用された。

これを打ち込むたびに切り替えられたら確かに『いやらしい真似』だな。


「ウフフ。『流し』をマスターしたわよ。これで男からの誘いをさらりと『流せる』いい女を目指すわよ!」


いえ。それは強化術、関係ないです。



過去、ウル姉さんに何があったのだろうか?

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