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うさぎアドベンチャー  作者: A*
第一章 白魔術師
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うさぎ、パーティを組む

「ジェフリーさん」


「……おう」


「今日のパーティは大変ためになったの。この経験を生かして、いつか立派な冒険者になってみせるの。ではまた会う日まで……」


 ノノはにげだした!


「よーしじゃああと自己紹介残ってるのは新人どもだなー」


 しかしまわりこまれてしまった!


「いけずなの……」


「ちょ、ちょーっと暴走してしまったのは謝りますから、お待ちになってくださいまし?」


 まあ本気で逃げる気はなかった。


「冗談なの。おーっほっほとか高笑いする人間を今までの人生で初めて見たので、ちょっと戦略的撤退を選んだだけなの」


「わ、悪かったですの。ほら、銀級(シルバー・クラス)相手だと新人が萎縮すると思って、ちょっとはっちゃけてみただけですのよ?」


 見た目の割に気遣いのできるいい人だった。銀級(シルバー・クラス)とやらの肩書きがある割に結構若い人のようだし、舐められないための処世術なのかもしれない。確かに、そう言った意味のあるキャラ付けに比べれば、遊びでしかない自分のキャラ作りなど遠く及ばないだろう。


 ほらほら、怖くないですわよーと両縦ロールをびよんびよんさせている姿からは伺えないが、見た目でベテランとわかるジェフリー並みに、それなりの修羅場を潜ってきている筈である。そもそも、わざわざ新人である我々の教育をしてくれるような人なのだ。まだ会って間もないが、実力的にも人間的にも信じられると思う。


 ……いや、何やってるんだこの人。


「わかったの。わかりましたなの。だから子供扱いはやめて欲しいの」


 体を張ったネタを披露してもらって悪いが、それであやされる年ではない。


「おいロゼ。そのネタは孤児院のガキども相手に披露してやれ。空気は砕けたが、砕けすぎて先に進まねえしな」


「うう、思いっきりいけと言ったのはジェフじゃありませんの? 納得行きませんわ……」


 どうやら打ち合わせ通り?だったらしい。そして確かに話が進まない。


「そうだったか? じゃ、話の続きだ。そこのボウズから始めてもらおうか」


 やっと出番がきて、安堵の息をつく少年と少女。仲がいいが、同郷の出身なのだろうか。


 少年は立ち上がると、佇まいを正した。椅子に座っているところを見ても感じていたが、随分と姿勢がいい。着ているものも初心者向けの装備ながら質がいいし、それなりにいい所の出身なのかもしれない。


「僕はジャスティン。聖騎士(パラディン)を目指し修行中の身です。この度は無理なお願いを聞いていただき、誠に感謝しております」


 そういうと、胸に手を当て一礼した。もしかして今回のことは彼が発端だったのだろうか?


「アリスからお願いされちゃあ断れないわなあ。ま、気にするこたあねえよ」


「そうですわよ。パーティを組んで新人に経験を積ませるなんてことはたまにやっていることですし。君が気負う必要はありませんわ」


 聞く限りでは、アリスという人物を通して彼から依頼があったようだ。ゲームでは確か、聖騎士(パラディン)は王国の騎士団の特殊クエストをクリアすることで習得できるクラスだ。それを目指しているということは、佇まいといい雰囲気といい、本当に貴族あたりなのかもしれないな。


「ありがとうございます! 今日は勉強させていただきます!」


「おう、まあ頑張れや。それじゃあ次は隣の嬢ちゃんかな」


「は、はい!」


 がた、と立ち上がる少女。ジャスティンと仲がいいようだったので、彼女も貴族かもしれないと思っていたが、予想に反してごく普通の人間のようだ。


「シェ、シェリーと申します! ジャスティンとは幼馴染で! あの、その、精霊術師(マジシャン)の技能を学んでおります! はい!」


 魔法行使に差し支えのない程度の装備をし、マントを羽織っている。腰に小杖(ワンド)が見えるので、それを媒体に魔法を使うのだろう。素手でも魔法を使えないことはないが、身も蓋もない言い方をすると、食事をする時の食器のようなものだ。あれば魔法を使いやすくなる。無いと少々手惑うてなもんである。ちなみに、高レベルの魔法使い(マジックユーザー)になると、よほどの品でなければあってもなくても同じになってくる。もちろん、最高位に近い魔法使い(マジックユーザー)である自分が持っている杖は、そのよほどの品なのだが、ゲーム中でもプレイヤーから苦情がきたほどの非常に地味な外見をしているので、それなりの実力を持った者でなければ一見して分からないだろう。


「元気がいいですわね。それに精霊術(エレメンタル・マジック)なんてそうそう習得できるものじゃありませんわよ。師匠とかはいらっしゃるの?」


「えっと、おばあちゃんが元冒険者で精霊術師(マジシャン)をやってて、私が将来冒険者になるって言ったら教えてくれたんです」


 ゲームでは精霊術師(マジシャン)はキャラクター作成時に選べるクラスの一つだったが、この世界ではそういう事情があるのか。ゲーム中の設定上では、覚えるのは簡単だが極めるのは難しい魔法とされていて、実用レベルまでの使い手になるには先達の指導や戦いの中での実践が必須とされている。


「まあ、ご家族に恵まれましたのね。わたくしなんていくら言っても家の者が聞いてくれなくて……」


 やはり貴族だったらしいロゼッタは、冒険者になるに当たって家族に反対されていたようだ。そりゃそうだろう。貴族の女性が冒険者になるなんて、そうそう許されるものではない。


「でも今は冒険者してるの」


「あんまり頑固なものだから、荷物まとめて飛び出しちゃいましたわ」


「それは大丈夫なの!?」


「大丈夫じゃねえよ。当時は相当な騒ぎになったらしいぜ?」


 なんとはた迷惑な。


「で、でも、今は銀級(シルバー・クラス)なわけですし、ご家族からは認められたんですよね?」


「冒険者になって1年目で正式に勘当されましたわ」


「ええーっ!? か、勘当って!」


「気にすることはありませんわ。家やわたくしのことを想ってのことですもの。何はともあれ、今のわたくしは自由だし、貴女が気にすることは何もありませんわ」


「は、はあ……」


 そう言われるとシェリーには何も言えない。何とも波瀾万丈な人生を生きているようだった。


「そういえば、昔どこかの領主の一人娘が冒険者になると言って家出して、領土全体が大騒ぎになったという話を聞いたような……」


「さー! 最後は貴女ですわよ兎人(ホビット)のお嬢さん! 最後ですし、ビシッと決めてくださいな!」


 あからさまに話を逸らしたな……。しかも領主の娘って、それは冗談抜きで一大事だったのではないだろうか? まあ、これ以上詮索するつもりはないけれど。というか、ハードルを上げてくれるなよ。


「見ての通り、兎人(ホビット)族のノノなの。白魔術師(ホワイト・メイジ)の技能を習得しているから、怪我や病気をした時はお任せあれなの。あと、ちょっと黒魔術(ブラック・マジック)を齧ってるの。よろしくお願いしますなの」


 そう言って、ぺこりと頭を下げた。ちなみに嘘は全く言っていない。白魔術はレベル99ほど、黒魔術はレベル50ほどの性能があるが、どうやって習得したのか説明できないし、面倒なことになりそうなのでしばらくは隠すつもりだ。


「よろしくお願いします、ノノさん」


「よろしくお願いしまーす! 私、兎人(ホビット)族の方って、初めてお会いしました!」


 ものすごく見られている。まぁ無理もない。合流してからずっとチラチラ見ていたし、後から覗き見されるのも気になるので、今のうちに見たいだけ見させてあげよう。


 そもそも普通に暮らしていれば獣人(セリオン)に会うことは少ないのだ。人間(ヒューマン)とは体格や生態が違いすぎる者が多く、人間社会に溶け込むのは難しいため、ほとんどの獣人は故郷で排他的に暮らしている。その例外が、家族のために人間社会に出稼ぎにきている者や、何らかの事情で冒険者をしているような変わり者、つまり自分のような存在のことだ。


 ただ、半獣人(ハーフ・セリオン)という存在もある。いわゆる猫耳少女だとかウサ耳美女だとかの類だ。例が偏っているのは気にしないで欲しい。その名の通り、人間(ヒューマン)獣人(セリオン)のハーフで、人間(ヒューマン)の体をベースに親の獣人(セリオン)のパーツを受け継いだような姿をしている。こちらはどちらかというと人間寄りの姿をしているため、人間社会に溶け込むことができ、比較的街中でも見ることができる。まあ、この街にはそれほどいないようだが。


「ふむ。白魔術(ホワイト・マジック)に加えて黒魔術(ブラック・マジック)を習得しているとは……なかなか優秀な方ではありませんの」


「ああ、初日では《念力(テレキネシス)》を無詠唱でさらっと使ってたのを見てたからな。それなりに使えるのは分かってたぜ。緊張してたのか、最初は忘れてたみたいだがな」


「あの時のことは忘れないの。人の失敗を笑うなんてひどいの!」


「はっはっは、悪い悪い」


 そう言ってにやけるジェフリー。正確には緊張していたのではなく、日常的に使ってきた記憶も経験もないので、このような時に使うという常識が身についていなかっただけなのだが、説明するわけにもいかないので、勘違いさせたままにしておく。


 それにしても、軽い自己紹介をしただけでやけに評価が高いような気がする。ゲーム中ではクラスチェンジをすることで、好きなクラスのレベル上げができたし、レベル10からは特殊クエストをこなせば複数のクラスの技能を同時に使える、マルチクラス能力を獲得することができた。レベル10なんて数日で届く範囲だし、そもそもこの世界ではゲームと違って、習得した技能は十全に使えるのだ。現に自分も、ゲーム中で育てたすべてのクラスの技能がそのまま使える。そう思えば、自己紹介の内容など対したことではないはずなのだが。


「それと、買い被りすぎなの。時間と興味が無駄にあったから、適当にいろいろ学んだだけなの。真面目に将来のことを考えてクラスを決めて、一生懸命学んでいるジャスティンとシェリーの方がずっと偉いの。尊敬するの」


 もしかしたら、ゲームとは結構違うのかもしれない。何故か基本知識が頭に入っているとはいえ、あるのはあくまで知識で、常識が身についているというわけではない。あまり深く突っ込まれると困るので、新人二人に振って誤魔化しておこう。


「い、いえ、私たちはただそれがしたかっただけでそんな……」


「そうですよ! それに、その年齢で2つの異なる分野の魔法を習得しているなんて、それだけで賞賛に値します!」


 2つどころじゃないなんて知れたらどうなるんだこれ。ぱっと言えるだけでも精霊術(エレメンタル・マジック)召喚術(サモニング・マジック)暗黒呪文(ダーク・スペル)などなどの魔法が使えて、更に戦士(ファイター)だの魔剣士(フェンサー)だのの戦闘技能も使えるのだ。改めて、これらは何とか隠し通さないといけないと硬く誓う。


 それに、その年齢でって、一体何歳に見られているというのだ。


 ……ふと気になって、獣人(セリオン)の知識を思い出してみる。


 この世界は中世ヨーロッパベースの世界観なので、現代社会と比べてそう寿命は長くない。とは言え、獣人(セリオン)は獣より寿命はあるし、魔法技術もあるので極端に短いというわけでもない。それでも獣人(セリオン)の平均寿命は約50年ほどだ。


 となると、本来20代後半である自分は……中年あたりになる?




 ……………………マジで?




 いやいやいや! 人間(ヒューマン)には外見の差が分かりにくい種族とは言え、流石に中年ならわかるはずだ。体も小さいし声も幼いので、それなりに若いはず。ゲーム中では厳密には設定されていなかったが、NPCの会話を聞く限りでは、冒険者になるような獣人は10才前後だったはず。ならこの体もきっとそれくらいのはずだ。そうであってくれ。


「……………………」


「お、なんだ、照れてるのか? はっはっは!」


 どちらかというと青ざめているのだが、毛皮のおかげで顔色は分からないようだ。


「謙遜することはありませんわ。適当になどと言っても、才能に胡座をかいて習得できるような分野ではありませんもの。誇っていいことですのよ?」


 胡座どころか寝っ転がってゲームを遊びながら育てたのだが、やはり説明できないので黙って受け取ろう。この世界の住民には悪いが……あれ、いや、夢なんだよね、これ?


 ふむ、とロゼッタは一息付き、そして新人たちを見渡して口を開いた。


「なるほど、貴方たちは将来有望な冒険者たちのようですわね。意思も能力も申し分ありませんわ。しかし、それだけではやっていけないのが冒険者でもありますの」


 真面目な話が始まったようなので、考えこむのをやめて、聞くことに専念する。


「貴方たちに足りないのはまず経験。どんなに知識や技能があっても、経験がなければ容易に足元を掬われますわ。場合によっては命を落とすことも駆け出しでは珍しくないですわね」


 経験。それを求めて今自分はここにいる。スペックだけなら恐らく今ここにいる誰よりも自分は強い。だが、戦って勝てるかどうかは怪しいところだ。一切の経験がないので、自信もないのだ。


「次に、知恵。知識と経験から生まれる問題解決能力ですわね。いくら知識や技能があっても、それを使いこなす知恵がなければ宝の持ち腐れですわ。幾多の選択肢の中から最も最適なものを選ぶ。不適切な方法を選んだために、無駄に体力や時間を浪費し、それが最悪の事態を招く可能性もありますの。肝に命じておいてくださいまし」


 知恵。それもまた自分には足りないものだ。ゲーム中で育てた技能と、何故か持っている様々な知識があるが、ポンと渡されたそれらのものを使いこなせるわけがない。経験を積み、知恵を持つことで、始めてこれらを使えるようになる。


「そして、最後に信用ですわ。貴方たちはまだまだ駆け出しで、街の人々はもちろん、同じ冒険者からも信用されていません。それはもちろん貴方たちに信用に値する能力がないからですけれども、もし仮に、能力が高くてそれを裏付ける経験があっても、信用できないものに任せられる仕事はありませんわ。信用の無さは度々貴方たちの障害となり、繋がりのある方々の足を引っ張るでしょう。それを避けたいならば、様々な依頼をこなし、それなりの身の振る舞いをして、信用を稼いでいくことですわね」


 信用。この身はつい一週間ほど前に出現したようなものだ。身の上を説明できないし、嘘は得意ではないので、嘘で固めることも難しい。この先大きな事件だの、強大な怪物と戦ってみたい身としては、信用がないために遠ざけられるとか、邪魔されるだとかは避けたいものだ。もちろん、これからの生活のためには信用は重要だ。せいぜいこつこつと積み上げることにしよう。


「他にもいろいろありますけれど、とりあえずこの場で言えるのはこんなところですわね。後はおいおい身につくことですし、自分で考えなければいけないことでもありますわ」


 そう言って、ロゼッタは締めくくった。


「うんうん、いい演説だった……。立派に成長してくれて、お父さんは嬉しいぞ」


「誰がお父さんですの。誰が」


 ためになる話に新人たちが頷いていると、黙って聞いていたジェフリーが茶々をいれた。


「貴方からは何か言うことはありませんの? 冒険者歴は貴方の方が長いのですから」


「と言ってもなあ。俺は習うより慣れろって感じだし。それにいろいろ失敗して痛い目をみて学んだ方が、しっかり身に付くと思うぜ?」


「それはそうかもしれませんけれど……ちょっと冷たくないですの?」


「お前が過保護すぎるんじゃねえか? こいつらだってガキじゃねえんだし、ほっといても勝手に成長していくさ」


「けれど……!」


「まあまあ落ち着くの。お母さん」


「誰がお母さんですのっ!?」


 いや、どこからどう見ても子供の教育方針で喧嘩する夫婦だったが。


 けれど、まあ、その、正直に言って。


「私は嬉しいの。先輩冒険者がこんなに熱心に教えてくれるんだもの」


 大人になると、こうして教えてくれるような人にはなかなか出会えない。何の因果か、兎人(ホビット)の若者になって冒険者になる夢を見ているが、こんな夢なら悪くないし、ずっと見ていても良いと思えてしまう。


「ええ、やはりアリスさんに相談して正解でした。こんなにいい冒険者の方々の教えを受けることができたんですから」


「えへへ、なんかいいよね。こういうの!」


「むむむ……」


 何がむむむだ。


「ま、このように教育熱心なママなんで、相談事があったらいつでも会いに行くといいさ」


「だーかーらー!」


 まだ続くからかいにむがーっと唸るロゼッタ。家柄もあるのだろうけれど、やはり面倒見のいい性格なのだろう。それに、なんだかんだ言ってジェフリーもそれに付き合っている。自分もそうだが、新人たちは皆この二人に懐いてしまったようだ。


「はい、ジェフリーさんにも相談に行きますね!」


「おいおい、俺はつまらん話しかできないぜ?」


「話はしてくれるんですね? やっぱりジェフリーさんもいい人です!」


「……こいつは一本取られたかな?」


 わっはっは、と上機嫌なジェフリー。それにしてもこのシェリー、イケイケである。


 さっきまでは緊張していたせいか微妙に硬かったが、既に明るい笑顔ではきはき喋っている。こちらが本来の性格なのだろう。


「こほん。それじゃあ、親睦も深まったみたいですし、そろそろ討伐依頼の説明と行きましょうか」


「正直忘れかけてたの」


「……忘れないでくださいまし。一体なんのための集まりかわかりませんわ」


 そう言って頭を抱えるロゼッタ。チラリとこちらを見てにやりと笑うジェフリー。


 今までのやり取りで何と無くわかっていたが、これではっきりと分かった。


 一見、縦ロールで女王様ルックでお嬢様言葉で高笑いをするようなキャラの濃いロゼッタ。


 だが、その本質は……弄られキャラだったのだ!


「何か不本意な認識をされたような気がしますわ」


「気のせいなの」


 そして、以外と鋭い。


「いい加減話を進めますか……では、今回の討伐依頼の内容ですが……」


 ここでじっと溜めるロゼッタ。


 ゴクリと唾を飲むジャスティンとシェリー。


 それを微笑ましく見るジェフリー。


 そして。


「討伐依頼の基本中の基本。鼠人(ゴブリン)退治ですわ」


 今回の討伐対象を告げた。

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