朗読の夜 :○○○の神話【生命の輪、母と子のまなざし 】
えっと、一応キレイに書いたつもりですが、扱っているテーマが”○○○”なので、お食事中の方など気分を害される可能性は”微レ存”なのでご注意下さい!m(__)m<いのちがまわっている証なのです!
…おかしい…企画が終わったから、途中で止まっている連載を書こうと思っていたのに?(";^ω^)
──カーテンの隙間から、細い月の光がこぼれていた。
静かな寝室。
ランプのやわらかな灯りが、ページの上に淡く滲む。
母は、小さな声で本を読みあげていた。
男の子は、母の膝に寄りかかりながら、眠たげな瞳で絵本を見つめている。
ページの端が少し折れている。
それは今日の昼間に、彼が何度もその部分を開いていたからだった。
母の声が、静かに部屋を満たす。
>『う◯この神話』より──
はじまりは 星の核のうねりだった。
銀河をめぐる微細な塵が 生命を編み、芽吹きを生んだ。
花が咲き、獣が走り、人が火を覚え、言葉を覚えた。
けれど——いつの日にか、忘れたのだ。
命が燃えれば、灰が残るということを。
食べれば、生きる。
生きれば、出す。
当然の摂理。
その循環の果てに生まれるもの。
——それが、う◯こ。
忌まわしきものとして鼻をつまみ、子は笑い、父は顔をしかめ、母は流す。
そして──男の子が、顔をしかめた。
「う○ち……きらい」
かすれた声でつぶやいて、少しだけ目をそらした。
物語の世界から、彼の心は離れてしまったのだ。
母はページをめくる手を止め、ゆっくりと息を吸う。
「そうね・・・う○ちは、汚いし、触りたくないものね・・・」
そして、母は子の髪をそっとなでた。
──昼間、洗面所の隅で泣いていた、この小さな手を握ったことを思い出す。
我が子の心を想うと、ほんの少し胸が痛む。
でも、あのときの涙の理由を、今ここでは語らない。
今はただ、この物語の中の“いのちの循環”が、そっと彼の心に届けばいい。
「でもね、う○こは、それだけじゃないの・・・最後まで聴いてくれる?」
きっと、その痛みは優しさと一緒に溶けていく。
母は、こちらに振り向いた子に笑みを浮かべ──
> けれど大地はそれを受け入れ、森はそれで育ち、再び果実を実らせる。
>実った果実は、また食され、また土に還る。
──ページをめくり、優しく言葉を紡いだ。
「ほらね。うんちはね、いやなものだけじゃないのよ」
> “汚れ”と呼ばれしものこそ、命の輪の影であり、世界を動かす小さな太陽だったのだ。
>太陽は、生きとし生けるもの全てを照らす。
>ああ、なんと尊いリレーだろう。
「体の中のいろいろなものが、一生懸命に頑張った証なのよ」
男の子はしばらく黙っていたけれど、やがて小さな声で聞いた。
「……でも、出なければいいのに。」
母は首を振る。
「う○こが出るっていうのは、生きてるってこと。大丈夫よ、少しずつうまくなるから」
男の子の小さな頭に頬を寄せ、文字の先を語り続ける。
まだ、この子も、この物語も、道の途中なのだから。
>そして医の眼が語る。
──『う◯こは、身体の手紙である』
腸の森に棲む数兆の小さき者たちが、今日の心と体の状態を色と形に変えて知らせてくれる。
食べたもの、眠った時間、ストレスや涙の味までも、この小さな塊は覚えている。
便は、いのちの鏡だ。
腸内細菌が健康を守り、免疫が静かに戦い、体は今日も内なる宇宙を巡らせている。
だから医はそれを見る。
排泄とは、終わりではなく、身体の調和を確かめる“儀式”なのだ。
笑ってくれ、嗤ってくれ。
わたしは世界の片隅で、君の明日を肥やす者。
名を言えぬほどに嫌われながらも、すべてを繋ぐために生まれた者。
その循環の果てに生まれるもの。
それが、う◯こ。
──これはそんな、ちっぽけで臭くて、でも偉大な う◯この詩。
『う◯この神話』おしまい──<
・・・ぱたんっ・・・
「……ほらね、これが“う◯この神話”。ちょっと笑っちゃうけど、ほんとは大事なお話なのよ」
母はページを閉じて、柔らかく笑った。
「ふーん……。う◯こって、神さまのたまごなの?」
「え? う○こが、神様のたまご?…うふふっ…そうね、そんなふうに言えるかもしれないわね」
我が子の突飛な発想に──母の胸の中で愛しさがあふれた。
「大切な命がぐるぐる回って・・・みんながちょっとずつ渡していく、たまごみたいなものね」
「じゃあ・・・ぼくのう◯こも・・・ママのう○こも・・・パパのう○こも・・・」
彼のまぶたが、ゆっくりと閉じていく。
母の言葉が、カチカチだった子の心を柔らかくしたのだ。
「・・・まなみちゃんのう○こも・・・地球のたまご・・・なんだぁ・・・」
母はほかほかと温かく、だらりと力の抜けた身体をゆっくりと横たえていく。
「ええ、そうよ。今日ちゃんと出たう◯こも、明日の草や花の力になるの」
「……じゃあ…出なかったら…地球こまっちゃう…?」
子どもが目をこすりながら、母を見つめる。
「そうね。だからママだけじゃなくて、みんなが応援してくれるのよ」
柔らかな髪を撫でつけながら、そっと言った。
ランプの光が、ふたりの笑顔をやわらかく照らしていた。
「おやすみなさい……また明日も、う◯こがちゃんと出るといいわね。」
おやすみのキスをした母が灯りを少し落とす、静かな部屋。
「…おやすみ…ママ…すぅ…」
カーテンの外では、月が雲にかくれていく。
天使のような我が子の寝顔を覗きこんで…
――そのとき、布団の中から小さな声。
「……うんち、待って!」
母は一瞬、止まった。
そして――肩の力が抜いて、くすっと笑った。
「…あらあら、どんな夢を見ているのかしら?」
――すやすやと小さな寝息が聴こえる。
「うんこちゃんと追いかけっこをしているの?……うん、今度はうまく出来そうね……」
静かに笑い声がこぼれる。
夜は、やわらかく、回っていく。
うんこは、いつもの運行をしながら、できていく。
(おしまい)
毎日の中で、出たり、流れたり、回ったりするもの。
それは、う○こも、涙も、思い出も。
みんな少しずつ手のひらを離れて、またどこかで生まれていきます。
おやすみなさい。
また明日、ちゃんと出るといいですね。
(*人^-^*)<こんな作品ですが、お読み下さり、ありがとうございました!
人類みな○○○兄弟!
なろうの偉大なる○○○作者様に尊敬の念を抱く私も○○○を発信し、○○○の輪を世界に広げさせていただきます!(=゜ω゜)っ==● ←まてぇー




