★第十二章 ダイジェスト版
本話は、第十二章のダイジェストです。
本編のみお楽しみの方はスルーしていただいて構いません。
12-1 白の世界、暗黒の瞳
ガレンたちは空中庭園へ転移させられ、影なき純白の世界に降り立つ。そこではザールフェテスが傀儡と化して待ち受け、ネフェスらと激突した。姿を現した教皇ジクラータは「自分を殺せば世界は終わる」と語り、自身が円環世界の鍵であると宣言。ジクラータにはナーヤの魔法すら通じない。ヴィーリェンが介入し仲間の魔神たちと共に抵抗を開始するも、効果は薄く、劣勢に陥ってしまう。ザールフェテスの自爆攻撃によってウルが致命傷を負い、空中庭園は崩壊寸前となる。戦局の打開を求めて集結する魔神たちの中で、教皇の狙いが徐々に明かされていく。
12-2 聖剣終奏
瀕死のウルがネフェスの腕の中で逝き、魔神たちが次々と散っていく。ヴィーリェンら四柱の魔神は融合し「第七柱・ペルクナス」として顕現するが、教皇が召喚した機兵ジークフリートに押されてしまう。ネフェスとナーヤの奮戦も叶わず、教皇が生じさせた魔法の槍が彼女らを貫こうとしたその瞬間、ガレンとザラがかつての自らの機兵プロミシャスとカデューシャスとして覚醒。戦局は一変し、教皇との最終決戦が始まる。ザラの斬撃とガレンの「聖剣終奏」が、結界を破壊。教皇の「完全な世界」を否定し、仲間たちは「今を生きる意志」で反撃する。
12-3 降り積もる魂の雪
教皇ジクラータの肉体が崩れ落ち、残された機兵ジークフリートが真の姿を露わにする。ガレンとザラは機兵プロミシャスとカデューシャスとして完全融合――完全覚醒を果たす。緻密な連携攻撃でジークフリートを撃破し、世界は色を取り戻す。瓦礫の地上でナーヤが奇跡的に蘇生し、ネフェスもウルの命を確かに感じ涙する。白光が空から降り、魂の残滓が雪のように積もる中、ガレンはザラを強く抱きしめた。
次は「エピローグ」です。
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