028:余興は燃えるよ♡
警備隊入隊試験のお知らせと、宝くじの発表は、
街に大きな話題を振りまいた。
私としては運動会のノリだったけど、娯楽事業として街の活性化にかなり貢献した。
と言うのも、会場設営とか障害物作りとか、その他諸々にパート(時給:銅貨5~30枚まで仕事によって差あり)で一般市民を雇ったり、闘技場の入り口に出店を設けたりして、商店主に商売もさせてみた。
いや~盛況だったわ!
ただの入隊試験にしなくてラッキーだったかも!!
ちなみにイメージは、大人の競馬場だったのだけど…
フタを開けたら、子どもも一杯のT〇LかU○Jだったもんね~
ああ!しまった!!こんな事なら観光省も作れば良かったかも!!!!
そして、娯楽事業やって儲ける!!
年間パスポートとか作って、リピーター狙って、キャラクター作ってぇ~
って無理かぁ~たぶん、乗り物無しじゃあ集客は難しい!…よね?
ジェットコースターなんて作れないもんこっちの技術じゃ…
まあ、毎年秋には収穫祭もあるらしいから、また何か考えておこうって!
そうそう、このイベントには、神様も見に来ていた!
ビックリしたけど、御前試合の時もちゃんと来ているらしいので、来るのが普通らしい。
ちゃんと貴賓席に神様用の席があったよ~
まぁ、手に【宝くじ付き入場券】を持っていたのには笑ったけど!
どうやって手に入れたんだろう…(笑)
ところで、このイベントの責任者である、防衛将軍と副宰相から、
「「子供達も来るなら試験の途中に余興を入れたらどうだろう」」
って、言われていたので、ギルド(ハ○ーワーク)に頼んで、芸人さんとかを集めて貰ってた。
と言うのも、2次試験と3次試験の間に、20~30分程かかる障害物競走のために会場設営があるからだった。
あまり、時間を空けすぎると飽きてしまうので、
その間…
<ジャグリングや短い劇をさせてみよう!>
って、事らしい。
うん!賛成!!!!楽しいもんね~ヒーローショー(笑)
じゃあ、子どもが大好きな、仮○ライダーとかウル○ラマンにしようと思って中身を説明したが、あえなく却下!
…だって、戦闘シーンに無理があったんだもん!
だよね~バイクも車も火薬もないこの世界で、これの表現は無理だった。
それでも、やろうと思えば魔法使いさんを使うって手もあったんだけど、
いかんせん戦闘向きなのは、エリザベスしかいなかった…
おねえ言葉のヒーローなんて、絶対イヤッ!!!!
が、ここで考えました。
じゃあ、女の子の魔法使いならどう?
そう!魔女っ子モノよ!!!!
だったら、敵と戦うのも男の子ほど戦闘重視しなくてもいいし、
魔法で戦闘ってのもありじゃないvv
で、神殿にかけあって、光系・風系・水系の女性魔法使い…
むろん10代後半~20代前半の美人を3人確保(笑)
他にも裏方には、補助と救命のために、風系・光系・癒系の魔法使いも確保!
誤算は、エリザベスが<<ヒロインチーム>>に入りたいってごねた事だけど…
全員に却下されて、ふて腐れていた。
小道具も、鍛冶屋さんがノリノリで作ってくれたからバッチリだし、衣装も完璧!
いっぺん通しで、演技して貰ったけど、まずまずOK!!!!
だけどこれって…
セー○ームーンとかプ○キュアショーじゃないのかな~?