001:Prologue
引っ張られる!
下に!下に!下に!
これは、ジェットコースターか!?フリーフォールか!?
なんで?どうして?夢なら覚めて~!
は、は、吐くぅ~~~~~!!!!!
ドッカーン!!
強烈な音と煙と共に、地上へ到着…!?
って、目の前には、見事な大広間が広がり、そこに立つのは…中世の貴族?騎士?魔法使い?
ここ何処ですか?
何で私、一段高い王様席に座ってるのでしょうか?
すると、横から落ち着いた緑色のローブを着た、おひげの立派なおじいちゃんが進み出て、
「おめでと~ございます!こちらをお受け取り下さい。」
と言いながら、銀のブレスレットと繊細な鎖で繋がる指輪を捧げ持ち、私の左手首と中指に装着した。
「へ?あ、ありがとうございます?…って、これ何の景品ですか?」
今ひとつ…いや全く状況が理解できていない私の質問には、笑顔でスルーして大広間に立つ人たちに向かって、高らかに宣言した。
「皆のもの!これにて国王召還&戴冠式は終了じゃ!第21代グラウンド王国国王陛下は、たぶん…女性であられる!女王陛下に拝礼!!」
「え?っとあの…このブレスレットと指輪の返品は?」
「不可でございます!」
「う、うそ~~~~~!!!!」
ノリで書きだしてしまった異世界トリップ小説です。
初めての投稿なので、起承転結の転結は、まだ決めてません。
それでも良ければ、お付き合い下さいませ~