4話 親父ぃぃ
久しぶりの投稿です!!
五十嵐矢高
年齢 22歳
職業 無職
副業 ゴブリンハンター
レベル 9
次のレベルまで75
世界ランキング79552685位
HP 18/18 (+1)
MP 26/26
攻撃力 13 (+1)
防御力 11
力 12
素早さ 15 (+1)
器用さ 90
知能 48
運 10
スキル
ガチャLV1 10/4
称号
無職の英雄 恐怖の打破者 敵討ち
やっぱりかなり強くなったな。一番上がったのは器用さだろうか。けど、器用さって何に使うのだろう?そこで、ピンと来たものがあった
戦闘経験とかはないのに、体がよく動いた。これが器用さなんだと思う。そうすると、俺は普通の人よりも戦いがうまいってことだな。それに世界ランキングが物凄く上がっている。8000万位かぁ結構上位の方なんじゃないか?このくらい強ければ、ここら辺で過ごすのには困らないな。ガンガンゴブリンを倒し、レベルを上げていけば、もっと生存率が上がる!!じぁあまずはガチャを引くか。そうやって出たのは、54と88だ。出てきたのは砂とただの石だ。その場で捨てた。いつまでたってもいいものが出ない。まぁはじめの方だしこんなもんなのかな?
その日は疲れてすぐに寝た。
~次の日~
起きてすぐに俺はガチャを引いた。出たのは、8と56だった。すると、思わぬ変化があった。この前砂だった8が石になっていたのだ。多分これはいいやつになったのだと思う。けど、そこまで変わってない...
よし!!気分換えに、ご飯でも食べるか!!
最近の保存食は発展していて、水を入れるだけで、暖まるカップラーメンがある。それを食べよう。これは、塩味だな。食べてみよう。
あ、箸がない...よし!!手で食べよう(やけくそ)
「あっつ!!」
え?これを食べるの?暑いよ?ステータスのお陰か、少しだけ熱いないが、それでもかなり熱い。まともに食べられない。
こうなりゃ自棄だ!!意地でも手で食べてやる!!
そのまま熱さに耐えながら、ラーメンを食べた。
「ふぅ~。熱かった。」
ステータスをみたHPが3減っていた。熱って怖い......
さぁ気を取り直して探索でもするか。この公園は、安全地帯とはいえない。せめてこの地帯だけでも安全地帯にしたい。だが俺にはそんな技術はない。せめて親父がいたらな......無い物ねだりをしてもしょうがないな。それにあの人なら絶対に生きているはずだ。というかあの人が死んでいるところを想像できない。まぁ、今日は、レベルアップを目指して、探索でもするか。そうして俺は、シェルターから出た。
「「うわぁ!!!!」」
「って、親父!!!!」
「そう言うお前は矢高か!!!!」
出た瞬間誰かと声が被った。......親父だ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「いやぁ~。まさかお前とこんなところで再開するとはなぁー。」
「そうだな。それにしても、ジャストタイミングだ。今親父が居てくれたらなぁーって思ってたところだよ。」
「おお~。そうか~。そんなにたよりにしてくれてたなんて、俺感激だよ~。」
「ははは。やめろよ~。ちょ。やめろってっ!!っていや力強っ!!」
「と言うか親父じゃなくて、ちゃんと矢次って言えよー。」
「へいへい。」
それにしても、やけに力が強い。どうしたんだろう。
「そうだ。親父の職業って、どうなったんだ?」
「職業?なんだそりゃ?俺はいろんな職をてんてんとしてたが?」
この様子じゃ知らなそうだ。
「あー、自分の力を意識しながら自己分析って言ったら出てくるよ。」
「なにが?」
駄目だこりゃ。その後1時間位どうやってみるのかをみっちり教えた。
「おー。出てきた出てきた。へー。そうだったんだー。最近やけに襲ってくる動物が多いと思ったらそう言うことだったんだな。やけに力が強くなった気もするしな。」
「で、職業はなんだったんだ?」
「えーっとなぁ。ハイクリエイターだ。」
「どんな職業だ?」
「えーっと、生産系の職業を合わせたものだって。」
「へー。親父らしいな。」
親父は大工をやっていたり、鍛冶屋をやっていたり、とにかくいろいろやっていた。そして、親父の職業の効果を教えてもらったが、なかなかのチートっぷりだったまず、合わさっている職業が、王宮料理人、裁縫職人、上級鍛冶職人、熟練の大工、物造りの達人、錬金術師、付与術師、紋章師だった。いや、多すぎだろ!!それぞれのステータス増加効果もあるらしくて、さらにチートだ。そして、作ったものにつけようと思った効果をつけたり、一個のものを二個に増やしたり出来るらしい。
親父に守って貰うのは少しだけ恥ずかしいが、もう少しの期間親父に頼るしかなさそうだ。そう言うことも含めて俺は親父に言った。
「これからよろしくな!!親父!!」
読んでくれてありがとう!!
☆やレビュー、感想などよろしくお願いします。