プロローグ
新作書きました!!
今回はガチャを引きません。
「矢高ご飯よ。」
俺を呼ぶ母の声だ。
「わかった。いまいく...」
俺は階段を降りて、居間に行き、食卓に座った。
「矢高、あんた仕事は見つかったの?」
「いや、まだだ。」
俺はいわゆる「無職」とかいうやつだ。俺はほんの1ヶ月ほど前までプロゲーマーだった。ファンもかなりいたそれに自慢じゃないが、顔はまぁまぁ整っている方だと思う。だが俺は罪をおかしてしまった。いま思ってもバカなことだったよ。
俺はあの日格闘ゲームの大会に出ていた。結果としては俺のぼろ勝ちだった。だがそこで事件は起こった。
「くそっ!!!!この大会で勝たなかったら俺はあいつらに殺される...そうだ!!いまこいつを殺して、刑務所に行こう!!そうすればいいはずだ。」
そういった後、そいつは地面においてあった椅子をもちあげ、俺に投げてきた。俺は運動不足ではないし、そいつの攻撃を避けた。だが俺は混乱していた。床においてあった椅子をもちあげ、そいつを...殴ったんだ。
そのせいで俺は罪を背負った。そいつは頭から血を流して病院につれていかれた。何しろ俺はまぁまぁ名が広まっていたのでこの事件はすぐに世間に広まった。だが、俺は正当防衛ということで捕まることはなかったが、現実はそう甘くない。相手を病院送りにしたやつとはゲームをしたくないという人が多数出たのだ。俺はプロゲーマーをやめるしかなかった。そして事件を起こした人を雇ってくれる会社はない。
幸いなことにプロゲーマー時代に貯めたお金がたっぷりある。あと100年は生きていけるだろう。
「ごちそうさま。」
そう言って俺はまた二階にある自分の部屋に戻って。いま俺はソーシャルゲームにはまっている。ガチャを引くのが好きだ。1日1000円分はガチャを引いている。そして今日は10000円分のガチャを引く予定だ。
分かっているこんなことしてたってただ少し気が紛れるだけでなにも変わらないってことは。だが少しくらい甘えてもいいよな?
そういった瞬間大地が揺れた。かなり大きい揺れのようだ。
「大丈夫!?」
母が二階に上がってきてそういった。
「ああ、大丈夫だ。」
「一様避難所に避難しておきましょう。」
「そうだな...」
その前に10000円分のガチャを引いておきたいな。よしガチャを回そう。ガチャボタンをポチっとな。
ー条件を満たしました。スキル ガチャLV1を獲得ー
ー条件を満たしました。称号 無職の英雄を獲得ー
なんだって?
次回から完全ランダムでガチャを引き始めると思います。
新作です!!
https://ncode.syosetu.com/n0720hc/