表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神に戦いたいと言われたのだが…心のままに生きる  作者: 只野桜希
別れ…そして旅立ち
6/83

6 神々の事情?とホワイトドラゴンの決意

なかなか話が進まず申し訳ない(TT)

志可香とホワイトドラゴンは空を飛びながら色々と話をした。

ホワイトドラゴンは人懐っこい性格なのか、志可香の質問に嫌がる素振りもなく淡々と答えていた。

この世界は『フォーガルズ』と言う名前、先ほどいた『死の大陸』の他に大陸は2つ存在すること。

一つは『死の大陸』より北東に位置する『ミュラリオ』と言う、地球で言う所の南北のアメリカ大陸をくっ付けさらに南北に陸を伸ばしたような大陸であること

もう一つは『死の大陸』より西に位置する『ターカイラント』と言う、ユーラシア大陸を×2倍にしたような巨大大陸だ。


(海の比率が少ないのか?)と聞いて見たらそんなことはなく単純に星事態が地球より巨大だということがわかった。


(地球での価値観ぶっ壊れたな)

志可香はこの異世界の常識を勉強する必要性を痛感した

因みに今、現存する魔王は『ミュラミオ』大陸にいるとの事なので『ターカイラント』巨大大陸に行きたい旨を伝えたところ、ホワイトドラゴンの棲んでいる山脈もそっちだと言うことで快諾してくれた。


「なぁ、ホワイトドラゴン、回復魔法と蘇生魔法使えるんだろ?簡単なやつで良いから俺にかけてくれないか?」


『何故だ?別に怪我をしてる訳でもなかろう?』


「いや、どうやら俺は受けたらスキルを覚えられるみたいなんだ。この先使うことがあるかもしれないから覚えられるなら覚えておきたい」


『なんだと!?そんな事で覚えなれるわけがないだろう!我を騙そうと言うのか!?』


「悪い、そんなつもりは無いんだが…鑑定も出来るんだろ?今、一度俺を鑑定で見てから回復魔法かけてからもう一度見てみてくれ、俺も覚えられのかは分からないが…もしかしたらって程度なんだ」


『ンヌヌヌー……一度だけだぞ!!』


「有難う、恩に着る」


『……『回復(ヒール)』』

ホワイトドラゴンが唱えると志可香の体を黄緑色の光に包まれる


=光魔法を覚えました=

アナウンスと知識が頭に流れ入ってきた


「やっぱり…覚えれたぞ!!」

公開用の魔法に設定して鑑定させる


『何!?本当か!?…………本当だ………お主は一体……有り得ん』


「じゃ、蘇生の方も頼む」


『それこそ無理だ、我のは『固有特技(ユニークスキル)』だ人族が覚えられる理はないぞ?』


「まぁ、物は試しにさ」


『うーん……もし覚えたとしても絶対に悪用せんと約束するなら…』


「あぁ、絶対に悪用しない、約束する。」


『……わかった、もうここまでやってしまったしな、シカガを信用しよう』


「助かるよ」


『………『蘇生(リバイヴ)』』

志可香の頭上からキラキラと光の粒が降り注ぐ


=蘇生魔法(龍神)を覚えました=

アナウンスが流れ知識が頭に入ってきた

公開用に設定する、そして『ゼウスの加護』も設定する。勿論、成長限界突破云々の所は伏せた状態だが


「…覚えたぞ…ホワイトドラゴンは俺を信用してくれた。だから俺もお前を信用した証として俺の秘密を教える。鑑定で見てみろ」


『お主は何を……!!何故、加護が増えている!?しかもこの加護は!?我は『ゼウス神』なぞ知らんぞ!』


「すまなかった、俺は異世界から来た旅人だ。鑑定で見れる情報も弄れるんだ」


『おっ、お主は…一度我の棲む山に来て話すんだ。ここまで手を貸したのだ嫌とは言わないだろう?』


「わかった」

それからお互いはホワイトドラゴンの棲む山に着くまで無言だった。


『…では話して貰おうか』


「あぁ、まずはさっきも話したが俺は異世界人だ…」

志可香は元の世界で一度死んだこと、とある神の不手際で元の世界で生まれ変われなくなってしまったからこの『フォーガルズ』に移されたことを話した


「そして『ゼウス神』の事を話す前にホワイトドラゴンに一つ聞きたい、この『フォーガルズ』には神は何柱いる?」


『神は1柱のみだ、魔神も神を名乗ってはいるが格が違うのか分からんが1柱に含まれておらん』


「もしかしてそれは『女神ミネルヴァ』じゃないか?」


『あぁ、そうだが…何故知っている?』


「俺をこの『フォーガルズ』に送る羽目になった原因の神だからだ」


『何!?…会ったのか『女神ミネルヴァ』様に!?』


「あぁ、…謝られたよ、私のせいで…と…、でも安心してくれて良い、『女神ミネルヴァ』を恨んでないから、少し呆れたが…」


『呆れたとは、神に対して凄いことを言う奴だな…』


「ハハハ…それで本題の『ゼウス神』の事を話そうと思う。彼は…『女神ミネルヴァ』の父親だ」


『何と!父親なのか!…だが、それなら何故『フォーガルズ』の者達に伝えられていない?自分の父親の事なら伝えていても良かろう?』


「その理由は俺にも分からない…だが俺の元の世界では『全世界を統べる神』として伝わっている『全知全能』だと、そして元の世界では何柱いるか分からない位の伝承が伝わっていた。この差は分からないが…今は世界はいくつも存在しその世界を何柱ごとに分けて管理しているんだと思う。そしてその内の一つが『女神ミネルヴァ』が管理している『フォーガルズ』だと俺は理解している」


『…もう訳が分からない…580年生きてきてここまで頭が追い付かなくなったのは初めてじゃ』


「どうする?今日はここまでにして明日話すか?俺としては早く人里に行きたいんだが…」


『………我も…お主について行っても良いか?まだ全てを理解しておらん…だが知りたいことが増えた!そしてそれはシカガが知ってる!ならば付いていって教えてもらいたい!!』


「それは俺としても嬉しいが…あれだよな、人化で町中とかも…と言う意味だよな?」


『勿論だ!!』


「なら人化したお前はどうなる?やはり裸なのか?」


『何故そんな事を聞く?裸が当たり前だぞ?…シカガは我と交わりたいのか?』


「違う、裸で町中とか歩かれてみろ俺が変態呼ばわりされるから服はあるのかと聞きたかったんだ」


『からかい概がないやつだなー、まぁ服はあるから安心せい』


「いきなりフレンドリーになったな」


『お主は最初から図々しいがの』

志可香とホワイトドラゴンが笑い会う


「なら服は俺が持ってやるから人里付近まで乗せてくれ」


『そんなに急がなくても今日はここに泊まれば良かろう?』


「俺が食えるものがここにあるのか?」


『………背に乗れ』

志可香はホワイトドラゴンの服を受け取り背に乗った。

ホワイトドラゴンはヒロイン確定ッポイですね(*´・ω・`)b


初戦闘までもうちょいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ