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神に戦いたいと言われたのだが…心のままに生きる  作者: 只野桜希
別れ…そして旅立ち
1/83

1 ~プロローグ~(改訂)

全くのど素人です(-.-)


アドバイス頂けるとメッチャ嬉しいッス


「…ちっ、なんで俺が…」


如月志可香は苛ついていた。


如月志可香(きさらぎ しかが)

18歳の男、容姿端麗、文武兼備の才子だ。

だがその反面、面倒嫌いの短気で殴り合いの喧嘩をしたりグロいホラー映画などが好きな部分もある、

だが医療行為のオペシーンなんかは体が軽く震えてしまうくらい苦手だ

そして中々の人嫌いだ。

まぁ、人嫌いと言っても善悪の感情は人なりにあり、慕ってくれる者には尽くすので少からず理解してくれる友人がいたのが救いだろう。

特徴的な外見と言えば肩まであるストレートの黒髪に数ヶ所の赤と青のメッシュと鋭い目付きの為、初めて逢う人からは近寄りがたい怖そうな人と思われていた。服装もパンク系と言えば良いか、ピシッと肌を軽く締め付ける様な服で黒一色だったのも怖がられる要因だった

また本人も基本的に人付き合いが嫌いなため直す気も更々なかった。



「あー面倒臭い」

志可香は親に言われて夕食の買い物にスーパーに向かっていた。


「おら!さっさと金出せや!」


(ん?)

声のする方を見ると細い路地で高校生くらいの柄の悪い二人が一人のオヤジをかつあげしていた


「す、すいません…勘弁して下さい…」

オヤジは反発はしていなかったが素直にも渡さず鞄を抱き抱えていた


(かつあげか…)

何となく見ていた志可香は立ち去ろうとした


「すみません!!助けてください!!」

かつあげされていたオヤジが志可香が見ていたことに気付き助けを求めた


(ちっ、面倒臭い)

志可香は路地に近づく


「おい!てめえは関係ね~だろ!」

柄の悪い二人の一人が志可香を止める


「ああ、関係ないな。おい、オヤジ!俺に助けて欲しいって言うなら足掻いて見せろ!この不良どもを殴れ!こいつらは力ずくでもって奴等だ、話し合いじゃ終わらないんだよ!」


「!!………」

オヤジは驚いた後……俯いてしまった

不良二人は志可香とオヤジを交互に睨んでいた


「てめえ!何言ってやがんだ!こんなオヤジが俺らに勝てる訳ね~だろ!?」


「ああ、だろうな。後5秒以内にこのオヤジがお前らに殴りかからないようなら俺は立ち去るから少し待ってくれ」


「ああん?てめえ、ふざけてんじゃね~!」


「5……4……3……」

志可香は不良二人が殴りかかって来るのを受け流したり避けたりしながら数を数えた


「………」

オヤジは俯きながら震えて動かない


「2……1………0!」

志可香は0と同時に不良から離れた

オヤジは結局動かなかった


「ハァハァ…こいつ…強いぞ…ハァハァ…当たらね……」

不良二人は志可香に攻撃を与えられず一度距離を取る


「フゥ~……終わりだな…お前ら好きにしな。このオヤジはダメだ」

志可香はオヤジを見捨てて路地を出た

後ろでは不良二人がオヤジを殴ったり蹴ったりしていたが志可香は振り返らなかった


スーパーに着き、頼まれてた買い物をする


「えーと、ジャガイモにネギと椎茸と豚こま肉、後は卵か……すき焼きか?」

晩御飯が好物のすき焼きらしいことを察した志可香は頬が緩むのが分かり気を引き締め直した。


(…帰ったら母さんに優しく接してみるか)

会計も終わり家までの帰り道、夕焼けを見ながら歩いていた。通り沿いの高層マンションの5階のベランダで身を乗り出して何かをしている女の子を見つけた。


「高校生か?あいつなにやってんだ?危なっかしいな」

普段なら気にも止めないのだが、この時は何故か気になりチラチラと見ていた。


何度目かに見た時、志可香が懸念していたことが起こった。

そう、女の子が支点となっていた足を滑らせベランダから落ちて来たのだ。


「キャアァァァァッ!!」


「!!あのバカっ!!」

志可香は全速で走り…何とか地面に叩きつけられる前に抱き掴まえることに成功した。

だが、全力で走っていた為に前に行こうとする慣性の力と落下を受け止めた時に掛かった重力を殺しきれず転ぶこととなる。

志可香は転ぶのは仕方無いと諦め、女の子が出来るだけ怪我をしないようにと体を拈り、後ろ向きに転ぶ。


おしりから背中、背中から頭にと衝撃が走った時に予想以上に頭に衝撃が加わった。


ガッ!!

「ぐぅっ!」

そして一瞬で意識が無くなった。


これからもポチポチ頑張りますφ(..)

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