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砂漠の少女   作者: 海月
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雨が降った後


どんなに雨が降っても


満たされることはなくて


どんなに雨が降っても


渇いて、渇いて、渇き続ける


右も左もわからない


私は


何で満たされるの


何を求めてるの


何にすがればいいの


渇きすぎて


私は


泣くことも


泣く理由も


忘れてしまった


ねぇお願い


誰か教えて


何が正しいのか何が間違えなのか


あの日、あの時


悪いのは私?


それともあの人?


信じるべきは何なのか


いくら求めても満たされない


あなたのようになりたくない


ねぇお願い


私を満たして。


ねぇお願い


あの日の私を返して。



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