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プロローグ
よくある話です。でも、私のカラーを出せるように頑張ります。
俺は教師をしているのだが今どうしても引き返せない恋をしている。それは…
「せーんせっ!また来ちゃった!」
俺しかいなかった資料室に元気よく1人の女の子が入ってくる。
「あぁ。別にいいさ。どうした?」
「別に何か用がある訳じゃない…わけじゃなかった。……先生に会いたくて」
頬を染め言った彼女は「中谷 明日香俺の恋人だ。彼女はここの生徒でこの学校で「仲のいい2人」で通っている。
「ははっ。嬉しいこと言ってくれるな。…おいで。」
俺は彼女の腰を引き寄せた。
「先生、わがまま言ってもいい?」
「なんだ?」
「……キスしてもいい?」
「今日だけな。」
毎回こんなことを言いながら2人幸せな放課後を暮らしていた。でも、こんな毎日は一瞬で潰れてしまった。あいつのせいで。
俺の日常は壊れて行った。
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