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文字数の足りないもの達

作者: 秋津珠音
掲載日:2015/10/09

色々と書いてはいるのですが、毎回200文字にとどく訳ではないのでいくつか纏めて投稿しました

最初の一つなんて200文字書く気すらないですけどね

東方の

夜のあけたる

新しき

げに幻想(まぼろし)よ

夢の見がたき


▲▽▲▽


木綿花(ゆうはな)の

栄ゆる如く

八千年(やちとせ)に

光変わらぬ

望月の

久し見(まみ)えず

知らぬ間に

寄り添いし雲

吹き消えよ

級長戸辺神(しなとべのかみ)

幣(まい)はせむ

吹かして賜(たも)れ

天津風

今吹き消えよ

寄り添いし雲


▽▲▽▲


風に舞う木葉

音もなくはらはらと

端に咲く薄紅の蓼

薄幸、刈らるる


▲▽▲▽


土中、三尺五寸ばかりより

掘りださるる遺構

千数百の昔

遡れば朝廷の馬、育てし地なり

されど今残るは古き塚のみ

嘗て此の地に郡衙(ぐんが)あり

全て土中に埋もれ

その名残も感じず


山は植生変わろうとも

その姿変わる事なく

星は街明かりに消えようとも

その並び変わる事なし

千数百の昔より

変わらぬ物は自然のみなり




級長戸辺神は風の神様です

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