第8話 デジャブ
今日から中間テストだ。
ちなみにテストのスケジュールは
1日目は数学Ⅰ、生物
2日目は化学、数学A
3日目は英語G、日本史
4日目は古典、英語R
5日目は現代文、政治•経済
である。
ちなみに僕が苦手な科目は現代文だ
抜き出しとかは出来るけど、説明だけはどうやって勉強したらいいか未だに詮索している途中だ。
テスト終了後…
感想としてはいつも通りの結果だろうと思う。もっと良い結果を残したいけど、仕方ないと割り切っているところで…
「やっとテスト終わったー」
「久しぶりの部活だから下手になってるかな」
「家でも練習しないからダメなんだよ〜 真司くん!」
「うるせっ!」
体を動かすことに関しては美月の右に出るものはいないので、真司はぐうの音も出ない。そんなことより部活だ!
「木下さん、部活行こう」
「ちょっと今日は休むって言っといて」
「うん…わかった…」
この時はいつもの笑顔ではなく、素っ気ない返事だった、僕には何かを抱えているかのように見えた。
けど、今回も昔みたいに聞き出せなかった。
あの時から何か変わっていた気がしていた、だが何もかわっちゃいないのだ。その証拠に木下さんから話してくれず、自分からも嫌われるのを恐れていた。
こういう時、真司や美月だったらどうしていただろうと考えれば考えるほど、どんどん非力さを感じてしまうようになっていた。
僕は昔からそうだった
相手が何を考えているのか分からないのに顔色を伺い、どんな状況か理解出来てないのに周りに同調しようとする。そのせいで心置きなく話せる真の友達というものがいなかった。
けれど美月や真司に出会い、真の友達ができた。だからこそ木下さんにも気兼ねなく話せる友達でありたいと思っている… なのに、この思いと真逆の行動をどうしても取ってしまう。
僕はこの性格を変えたい、けど変われない。
今日、部室に訪ねてきた原田 舞衣さんも、こんな自分と似ていた気がした…




