第1話 入学式直前
明日は入学式だから早く寝ようとしたら、なかなか寝つけず、結局寝不足になってしまった
「お兄ちゃん 起きて〜」
「分かった〜」
「あれ? 今日は随分と楽に起きたね」
「入学式だからね」
「あっ そういうこと」
僕は入学式が楽しみで気分が昂ぶっていた
1年に一回しかない行事だから仕方ないよね
「お兄ちゃん、準備できた〜?」
「あとちょっとだから待ってて」
「もうすぐ真司くんと美月ちゃん来るから」
了解と返事し、準備の支度を終わらせると、
ピンポーンと音がなったので、玄関に行くと
真司くんと美月ちゃんが居た
「おはよう、心」
「おはよう、あれ? 真司くん疲れてない?」
「そうなんだよ、美月が走らないと落ち着かないって言うから、それに加減ていうものを知らないからな、こいつは」
「ごめんごめん、つい周りが見えなくなっちゃって、テヘ」
「テヘじゃねえ」ベシッ
「叩かなくてもいいじゃん、それに真司は運動不足なんだよ」
「お前に連いてこれる奴なんかいねーよ、
それより勉強に追いつけるのか?」
「そ、それは・・・」
「相変わらず勉強は出来ないんだな」
「だって、何言ってるか全く理解出来ないもん」
「勉強が出来ない分運動神経が良すぎるんだよな」
「そうなんだよー、だから心ちゃん教えて」
「僕で良いなら、是非」
「ありがとー心ちゃん、こういうところが真司とは違うよね」
「何? 勉強出来ないくせに、あっついでにお淑やかさも心に教わっとけば?丁度良い機会だしな」
「わ、私だってお淑やかだもん!心ちゃんほどじゃないけど」
「あの〜私も入れてくれませんか」
「あっ、ごめん美佐ちゃん、お兄ちゃんとばっかり話してて」
「やっぱり美佐は美月と違ってしっかりしてるなぁ」
「しっかりしてなくてごめんなさいね‼︎」
「あゝ それに中学の時は学年1位と2位のどちらかだもんな二人とも」
「ほんとに頭の中がこんなに違うのはなんでかな?」
「まぁ、僕は運動音痴だから勉強ぐらいはしないとね」
「美月とは得手不得手が逆だな」
「そうこう話してるうちに、もうすぐ学校ですね」
そうだね、とみんなが頷く
ここから新しい日常が始まっていく
会話文が多いことに気がついた時には遅かった




