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11月第1週 政治・経済ニュースベスト5 【タイ少女人身売買 社民党離党返送 2日前ルール COP30 竹中旭日大綬章】

作者: 中将

『 』の中が記事の引用、⇒ 以降に僕の意見が書いてあります。

どうぞご覧ください。



第5位 『社民党、離党意向の新垣邦男衆院議員を「慰留」 「ブラック体質」指摘の離党届返送、福島党首の理屈とは』


J-CASTニュース11月6日の記事より、


『社民党の福島瑞穂党首が2025年11月5日、国会で常任理事会を開き、副党首で沖縄2区選出の新垣邦男氏を慰留すると報告した。

新垣氏が10月31日付で郵送していた離党届については、党規約に沿っていないとして返送する方針を示した。


新垣氏は11月2日、沖縄県宜野湾市の事務所で会見を開き、離党の意向を固めたことを報告した。

新垣氏は党に対し、福島党首の衆院への鞍替えなど、党勢の拡大に向けた提案をしてきたが、「これ以上1人では厳しく、党勢拡大を提案したが、思うようにいかなかった」とした。


離党届を郵送した理由についても説明。9月末に福島氏の元を訪れ離党届を提出したものの受け取りを拒否され、その後幹事長に提出。しかし、そこでも離党届を受け取ってもらえなかったとして郵送をしたという。


一方、時事通信の報道によると、福島氏は5日の協議で、新垣氏が所属する党沖縄県連合を中心として慰留も含めて努力していくと主張した。


同日の記者会見では、新垣氏が離党を決めたことについて、「本当に残念です。一緒に沖縄の問題、基地の問題に関して戦ってきて、離党ということの記者会見は本当に残念です」と話した。

その上で、「ちょっと形式的なことですみませんが」と前置きしつつ、同党での離党届の取り扱いについても説明した。 (長いため攻略)』


社民党が衆議院ではゼロ議席となり、参議院でも国政政党要件を満たすか満たさないか選挙のたびに1人当選するかどうかのラインのために、ついに完全消滅寸前の状況になりつつあります。


それもこれも非現実的な安全保障政策を述べ続けてきた結果であり、自業自得とも言えます。


しかも離党届を返送するというブラック企業もびっくりの対応なところが「最後のネタを提供してくれたな」という感じですね。



第4位 『先進国、資金拠出に慎重 日米首脳欠席で―COP30』


時事通信11月8日の記事より


『ブラジルのベレンで開催される国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)に先立ち、首脳級による2日目の会合が7日開かれた。高市早苗首相やトランプ米大統領が欠席する中、途上国の環境対策を支援するための資金拠出を巡り、参加した先進国の首脳は慎重姿勢を維持。途上国から不満が出ている。


議長国ブラジルの肝煎りで設立された熱帯雨林保全を推進する基金について、ドイツのメルツ首相は演説で支持を表明。ただ「相当額を拠出する」と述べ、具体的な説明は避けた。拠出の金額を明らかにしたのは、ブラジル以外ではノルウェーなど5カ国にとどまる。


昨年のCOP29では、途上国支援の資金を2035年までに先進国主導で年3000億ドル(約46兆円)以上確保するなどの目標が決まった。しかし、米国は気候変動に懐疑的なトランプ政権下で拠出が見込めない。欧州も景気減速の影響で機運が後退。英仏独の首脳は今会合で資金支援の現状をアピールしたが、新たな拠出には言及しなかった。』


あのビルゲイツ氏が11月の最初に「気候変動は人類をそこまで脅かさない」としているように(これについてはいつか触れます)、

トランプ氏を中心としたアメリカにもCO2排出規制について疑問視する声が広がっています。


一方でCOP30ではこの記事にはありませんが水素やバイオ燃料「10年で4倍」にすることも決まりました。


太陽光や風力発電に比べても格段にクリーンと言える(少なくとも今のところはそうです)ので、こちらの方を強く推進して欲しいなと思います。



第3位 『秋の叙勲 旭日大綬章に竹中平蔵さんら 受章者発表』


日テレニューズ11月3日の記事より、


『政治や芸術、文化などの分野で功績を残した人に贈られる秋の叙勲の受章者が発表され、小泉政権で総務相などを歴任した竹中平蔵さんらが旭日大綬章に選ばれました。


旭日大綬章を受章した竹中平蔵さん(74)は、小泉政権で総務相や郵政民営化担当相などを歴任し、構造改革などを推進しました。


旭日大綬章 竹中平蔵さん(74)

「私は不良債権の処理とか、公共事業の削減、一部の人に批判を受けるような仕事もやってきましたから。そういう人間が叙勲の対象になるとはちょっと思ってなかったんですね。こういう機会を与えていただいたことは素直にありがたいと思っています」


また、元参議院議長の尾辻秀久さん(85)が桐花大綬章、元衆議院議員で高市首相の夫の山本拓さん(73)が旭日大綬章を受章しました。


さらに、ゲームデザイナーで「ドラゴンクエスト」シリーズなどを担当した堀井雄二さん(71)が旭日小綬章を受章しました。


旭日小綬章 堀井雄二さん(71)

「これは僕一人の力ではなくて、作ってきた助けてくれたスタッフのみんな、ずっと応援してくれたユーザーのみなさんのおかげ」


秋の叙勲は3963人が受章しています。』


この「旭日大綬章」というのは叙勲の中で上から3番目のものであり(旭日章の中では旭日桐花大綬章と並んで一番上)、

この下に宝冠章、瑞宝章で各8段階の23段階もあるために4000人近くも受賞していることになります。


それだけ上級の叙勲を郵政民営化や解雇規制緩和など「日本を破壊した」と言っても過言ではない竹中氏に与えてしまったということです。


これも未だに竹中氏を倫理委員会の顧問にしている維新の会と自民党とが連立した影響と言えると思います。


今後の政策として何かしらの新自由主義的な規制緩和を仕掛けてくることは間違いないとも言えるので、警戒していきたいと思います。



第2位 『12歳のタイ国籍少女「私が働かなければ、家族が暮らしていけない」マッサージ店で“違法接客” 母親は2週間後に帰国』


TBSニュース11月7日の記事より、


『タイ人の12歳の少女が違法に働かされていた事件で、一緒に来日した母親が帰国する際、赤ちゃんを連れて少女に会いに来て「あなたの弟だから」「赤ちゃんと帰るから」と告げたとみられることが分かりました。少女は「私が働かなければ家族が暮らしていけないと思った」と話しているということです。


この事件は、東京・文京区のマッサージ店経営・細野正之容疑者(51)が12歳のタイ国籍の少女を違法に働かせたとして逮捕されたものです。


少女は今年6月に母親と一緒に来日。母親は少女を店に紹介し、およそ2週間後に帰国しましたが、帰国前、赤ちゃんを連れて少女に会いに来て、「あなたの弟だから」「赤ちゃんと帰るから」と告げたと見られることが捜査関係者への取材で分かりました。


少女は警視庁に対し、「私が働かなければ家族が暮らしていけないと思った」と話しているということで、その後も男性に性的なサービスをさせられていたということです。


少女はまた、「母親もシンガポール・台湾などに性的サービスの出稼ぎに出ていて、ほとんど一緒に暮らしたことがない」「母親には従わないといけないので一緒に日本に来た」とも話していますが、タイ警察によると、母親は現在、台湾で働いているということです。


また、タイのメディアは、母親が再婚相手と「家族の借金を返済するため、少女を日本のマッサージ店で働かせよう」と話していたと伝えていて、警視庁は母親と店を繋いだブローカーがいる可能性があるとみて調べています。』


人身売買ブローカーが日本にも存在して跋扈ばっこしていた可能性が高いという、あまりにも闇が深すぎる事件だと思います。


また、貧困となると親も子供も体を売るしかなくなるという非常に悲惨な現実も突き付けていると思います。


これは日本でも「奨学金返済のために体を売った教師(21年9月)」などがいるように、貧困が差し迫っているともいえると思います。


「他国のことだから」と他人事にはできない事案なのではないかとも思いました。



第1位 『吉村洋文知事怒る「高市さんに代わって僕が言う」午前3時始動の原因は「野党のギリギリ質問通告」』


日刊スポーツ11月8日の記事より


『日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は8日、日本テレビ系「サタデーLIVE ニュース ジグザグ」(土曜午前11時55分)に出演。


連立政権を組む高市早苗首相が7日の衆院予算委員会の準備で、午前3時から始動した背景に怒りを示し、「高市さんが言えないから、僕が高市さんに代わって言います。国会の運営の仕方、明らかにおかしいです」と、ぶちまけた。


高市首相は7日午前3時すぎに公邸入りし、予算委員会の答弁の打ち合わせを秘書官と行った。異例の未明出勤の理由を、予算委の質疑の中で、前日の公務終了時に質問通告が終わっていなかったことから役所側の答弁書の作成が準備できておらず、自身も宿舎で膨大な答弁書を受け取るすべがなかったと釈明し「一読もせずに委員会に臨むわけにもいかなかった」と理解を求め、周囲に影響が及んだことも陳謝した。


吉村氏は、高市首相のハードワークについて「本当に体調が心配」とした上で、個人的にも連絡して心配を伝えたことを明かしつつ、午前3時始動となったことについて「高市さんが言えないから、僕が高市さんに代わって言います。国会の運営の仕方は、明らかにおかしいです」と主張。「なんで朝3時になるのかといえば、野党の質問通告が、ものすごいギリギリなんです」と指摘した。


質問通告は、委員会開催日の2日前の昼までに行うよう与野党の申し合わせがあるが、委員会開催日前日となることも多く、開催日前日の午後6時以降のケースも確認されている。省庁は、質問通告を受けてから答弁書を準備するため、通告が遅くなれば遅くなるほど答弁書の作成もギリギリになり、官僚の疲弊にもつながっているとの指摘も出ている問題だ。


吉村氏は「高市さんはまじめな方で、連立合意の時も僕らの政策もめちゃくちゃ読み込んでいた。(答弁書が)あがってくるのがその(遅い)時間帯になるので、その時間(午前3時)にならざるを得ない。こんなの、絶対やめないといけない。もっと前から通告はできるはず」と、一部野党の対応を念頭に批判を口にした。


7日の衆院予算委員会では、立憲民主党の黒岩宇洋議員が、高市首相の午前3時始動に対し「役所の職員だけでなく警備や衛視の方々、約100人くらいのみなさんが待機していた」などと指摘。


高市首相は「手伝ってくれた秘書官や、宿舎から公邸までついてきてくれたSPさんとドライバーの方にはご迷惑をかけた」と、陳謝した。


吉村氏はこの質疑を念頭に「立憲のどなたか知らないが指摘され、高市さんは謝ってましたが、いやいや違う。あのシステムを変えないといけない。なんで予算委員会の日程が分かっているのに、質問をギリギリに通告するのか」と怒りが止まらず「回答内容を充実させるにも、もっと前に通告させるようにいけない。余裕でできます。国会議員が腹をくくったら」とも訴えた。


「維新はちゃんと(申し合わせ通りに質問通告を)出そうと。午前3時って、働き方改革としてあり得ないと思う」と、質問通告をギリギリまで出さないケースが念頭にあるのか、怒りが止まらない吉村氏は「(三権分立上)高市さんは総理なので言えない。


これは国会のルールなので」と述べ、「質問通告を前にしましょうというのも、決めるのは国会。自主性が重んじられており他からは言えないが、でもなかなか(国会は)やらない」と述べ、かねて与野党が主張してきた「国会改革」が進んでいないことにも、疑問をにじませた。』



「午前3時に出勤させて官僚のワークライフバランスを違反させている!」と指摘している立憲民主党と共産党がここにはありませんが「2日前ルール違反」を7割を占めるという状態です。


自分で問題を起こしてそれを指摘するというまさに「マッチポンプ」とも言える手法です。


このような意味不明で生産性の無いことをやってのけている野党は「政権交代できる資質が無い」と思われ、自民党を君臨させてきた根源であると感じています。


高市氏や継承しようとしている安倍政権を批判するにしても経済や移民、太陽光パネルなどの政策面でどうするのか議論していく必要があると思います。


これらの要素を知ってしまえば評判をさらに下げる結果になったと言えると思います。



いかがでしたでしょうか?


ちょっと今週は地味すぎるニュースばかりで正直言って困惑しました。


国会の代表質問はフワッとした内容だったのであんまりランキングに入れたくなかったんですよね。後日、詳しく解説したい内容はありましたけど。


ただ、僕が見落としただけの可能性もありますので是非とも今週起きた注目ニュースを教えていただければと思います。


※進言してくださった内容次第ではランキングを追加又は変更する可能性もあります。

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