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プロローグ
お父さん、お母さん。
先に逝っちゃってごめんなさい。
ついでに言うと、2度目の死を迎えそうなのだけれどどうしたら良いのかな!?
俺、弘城 遼斗は絶賛モンスターに追われていた。
「誰かぁぁぁ! 誰か助けてぇぇぇ!」
広大な草原に俺の悲鳴が響いた。
だが、人の気配は全く感じられない。
俺が憧れてた異世界転生は何だったんだ。
どこぞのラノベのようにチート能力か神器は渡されないのかよ!
そもそもどうして俺が一言、行くと言った瞬間に送り出されるんだよ!
色々と確認してくれよ!
そんな愚痴は胸の奥に閉めこんで、俺は死に物狂いで走り続けた…………




