トカゲは少年の体をまんべんなく開発したいおねショタ属性のようです
ヤクザまがいのエルノールに風呂に沈められた主婦ばりのトカゲは借金返済のため風俗でせっせと働く
「どうティーダ君…。」
「ああ、ロビンさん凄いです!」
「ほら、もっと腰を上げて!」
「ああ、凄い気持ちいい…。」
「じゃあこういうのはどう!?」
「ああ!!すごい初めてですこういうの!」
「私も疲れてきちゃった。」
「も、もう無理ですロビンさん!限界です!!」
「そう?じゃあ限界までいきましょうか!」
「あ、あああああああああああああ!」
「ちょ、痛い痛いロビンさん!」
「あ、ごめん。じゃあちょっと休むね。」
私はうつ伏せになったティーダ君の肩を揉むのをやめてベッドの端に座る。ふう、誰かにマッサージするなんて久々だよ。トカゲボディで本気出したら人間はミンチになってしまう。なんかこの店は本番とかそういうアレが禁止な領主公認の由緒正しき店らしいですわー。表向きはね。嬢は亜人ばっかだけど…。
「ところでティーダ君!スペシャルなコースもあるんだけどそっちはどうかしらシャチョサン?」と中国エステ嬢ばりのアプローチをかけてみる。
「え、特別コース!?」
「そうよ!ティーダ君が凄く男らしく気持ちよくなれるコースなの!別料金だけど。」
「や、やります是非!じゃあこれで…。」ティーダ君が出したのは銀貨3枚…金貨って銀貨何枚分だ?ってかこれじゃ何年かかっても帰れないじゃないか!完全にヤクザに風呂に沈められて自転車操業なシングルマザーコースじゃないか!!
「ゴラァ!リザードマンとヤレる機会なんてそうそうないのよ!全部出しなさい!」
「ちょ、ロビンさん!?」
私はティーダ君の着衣をひっくり返す。ジャンプしろオラァ!まだ持ってんだろ?
地面にコインが散らばる。うーむ、銀貨十数枚に銅…え、金貨!?ひいふうみい…5個もあるじゃーん!!なんでこんな少年が金貨を……いや、よくわからないけど借金半分返せそう!やったぜ。
「ロビンさん!待ってください!それはさすがに…。」
「だいじょーーーぶ。スーパースペシャルミラクルサービスをしてあげます王子様!」
「え、いやその…。」
「テギルー!!」ドアが乱暴に開けられる!誰だ?…下半身蛇にドレス姿…も、モリュケちゃん!?
「俺もいるぞー!」うわ、ナオトちゃんまで!
「テギルの借金を返す応援に来たよーん♪アタシ達仲間じゃなーい!」
「そうだテギル!困ったときはお互い様だぜ!」
ううう、こんなにいい仲間たちに出会えてシアワセダナー。
「…というわけでティーダ王子!3人で金貨5枚ぶんのスペシャルサービスを致します!」
「え、いや…王子って?」キョドるティーダ王子。
「あら可愛いー♪たっぷりサービスしますよーん。」
「俺にまかせろ!下半身の扱いは得意だぜ!」
人間の少年に3匹の雌亜人が飛びかかって押さえつける。客観的に見てなんという芸術的な光景だろう。種寄越せオラァ!!
「ひいいいいいい、助けてー食べられるー!!」ティーダ君が悲痛な叫びを上げる。ひっひっひ、その声を今から快感の喘ぎに変えてあげますわ、ついでに菊の穴の処女も開発してあげますわひっひっひ!3匹の尻尾がティーダ君の体をまんべんなく弄る。よーし、童貞一番乗りもーらい♪
---チュドーン----
突如轟音とともに部屋に破片が舞う。
「大丈夫ですかーーーー!ギルドマスター!!」野太い声が部屋に響く。見ると壁にぽっかりと穴が……そこにはフードをかぶった集団が整列していた。
「うわあああん、怖いよおおお!筆おろしやめるううう!」いつのまにか私達から脱出したティーダ君がフードの集団の先頭の人物に抱きついていた。な、なんですかこれは?
「部屋の壁越しに待機しておいて正解でした。おい野郎ども、あの亜人共をひっとらえろ!ギルドマスターに無礼を働いた落とし前をつけさせてやる!!」
『おー!!』
大勢の掛け声と共に多数の銃口がこちらを向き火を噴く。次の瞬間、私達は網で絡め取られて亜人3匹がんがらじめになった。ぐ、この網頑丈…ミスリル製か…ってまたこのパターンかい!?っていうかギルドマスターって何?まさか盗賊ギル…。
私達は布を被せられ運ばれる。そして何かに載せられてどこかへと運ばれていく。
「ちょっとテギルー、どういうことー?」モリュケちゃんが言う。
「テギルそういや店にタオル代とか払わなくていいのか?」意外と天然ですねナオトちゃん!
「だ、大丈夫!過激派は殲滅されたはずだからきっとこの集団はハト派な何かです!平和主義な盗賊ギルド的な何かです!だから五体満足で帰れるよ…たぶん。」
3人の体がこんがらがって網の圧力で凝縮され凄く苦しい姿勢です。くそお、エルノールの奴変な店紹介しやがって許さねえ!
乗り物が止まり、大勢で運ばれているのがわかる。地下へと降りてゆく。そして布が払いのけられた。そこには大勢のローブと椅子に座って半泣きの少年…ティーダ君!いやはやギルドのお偉いさんでしたか…何かその…失礼致しました。
「すいませんギルドマスター。ベテランの嬢を頼んどいたつもりでしたが手違いで伝達が止まっていたようで…なぜかこんなヘンチクリン共が…すいやせん!!」偉そうなローブがペコリとティーダ君に頭を下げる。
「ぐすっ…もう…いいよ。気にするな。やっぱり僕は女性を知るには早かったよ。」あんな凄い巨大な凶器を股間にぶら下げていながら女性と関わらないとはもったいない。くそお、喰いたかった…無念。っていうか筆おろしになんで亜人ばっかりの娼館なんですかねえ、ツッコんでいいですか?
「あのう、ティーダ…さん。初めてなら人間揃ってる娼館に行けばよかったのでは?」私は聞いてみる。
「は、初めてで恥かいたら嫌だろう!亜人相手なら恥ずかしくないじゃないか!?」うーん感覚がよくわからん。とりあえずそういうもんだと納得するしかないのか?
「で、こいつらをどうしやす!?」ティーダ君に問いかける偉そうなローブ。ちょっと待て!ヤクザばりに指ツメるとかやめてくれよ!
「待ちなさい!ぼ、冒険者ギルドの英雄さんの奴隷よ!りょ、領主だって私達に何かあったら許さないんだから!」私は必死に説得を試みる。
「あの店は俺達盗賊ギルドのシマだ。冒険者ギルドとも不干渉協定を結んでるからとやかく言われる心配はない。だからお前らが…特に亜人の奴隷がいなくなっても誰も困らないんだよ。わかったかこのトカゲ野郎!」
ひーん、怖いよこの人ー!
「ああー、死ぬ前に良質な種を手に入れたかったなあー。」モリュケちゃんまだ満足してなかったのか…。
「俺は死ぬ覚悟はできてるぜ!さあ、さっさと殺しな!」ちょっとナオトちゃん煽らないで貰えます!私は覚悟完了してません!!
「ひーん、死にたくないですう!助けてください、なんでもしますから!」必死に命乞いをする私。冗談じゃないまだエルフと会ってないし金貨5枚のファッションを見てすらいないんだぞコンチクショウ!
「ん?今なんでもするって言いました?」ティーダ君が食いつく。
「はい!なので命ばかりは~…。」3人でこんがらがって身動き一つできないがここは全面的に無条件降伏です!
「…気が変わりました。じゃあ3人はしばらくここにいてもらいます!」
「ギルドマスター、よろしいので?」偉そうなローブが問う。
「かまわん、そいつらの首輪を外して新しい首輪に取り替えろ。今から私がマスターだ。」
「ギルドマスターがそう言われるのでした…了解いたしました。」
ローブの集団が網を解き始める。もちろん銃口を向けながら。ここはおとなしく従おう。
「さーて、今から首輪をはずすぞ。身動きするなよ…精細な作業だから、爆死したくはないだろう?」
一人が大型の白い銃口がアンテナになったような形の変な機材を首輪に押し付ける…青く発光しだす。となりからもう一人が、大型のペンチで無理やり首輪を取り壊す。首輪は爆発せずに地面に落ちた。そこに新しい首輪を付けられる。3人とも終わるとティーダ君が言い放つ。
「ようし、これでキミ達は僕の奴隷だ。さあ、ついて来てくれ。」
ティーダ君が先頭を歩き、私達、後ろから銃を持ったローブ達がついてくる。うう、これからどうなるのやら。
「なんかめんどくさいことになったねー、まあ殺されなくてラッキー♪」楽観的だなモリュケちゃん。
「むう、新しいマスターか。どちらに従うべきか…いやマスターはティーダ様なのか?…。」なんか考え事をしているナオトちゃん。
暗い通路を歩いて行くと、大きな扉にたどり着く。
「お前たち、もういいぞ。人払いを。奴隷たちとだけでいたい。」
「わかりました、ギルドマスター。」
大半のローブ達は去っていき。扉の両側に見張りが残る。私達は部屋に招き入れられる。可愛い顔して盗賊ギルドのギルドマスターとは…いやはや人は見かけによりませんなあ。いったいどんな無理難題がくるのやら…。
部屋には高級そうな調度品がズラリ。大きなベッドもある。ここはロウソクとかじゃなくてちゃんと魔力の明かりも来ているようだ。なるほど、冒険者ギルドとか衛兵とかにもパイプがあって居場所がバレても構わないって奴ですか。私達がキョロキョロとあたりを見回しているとティーダ君が私達にクルリと向き直り、言い放った。
「ぼ、僕に女について色々と…ご教授くださいみなさん!!」…。




