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トカゲ娘の異世界闊歩  作者: おーしゃん
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トカゲをハイエース集団レイプは一般性癖です

盗人を追いかけたら大爆発してなぜか犯罪集団に狙われる羽目になったトカゲ娘

宿屋についた。路地裏にひっそりとあるなかなか隠れ家的な感じでいいですねー。もう外は夜です。夜になると看板がネオンみたいに光って七十年代な感じですね。でも謎のガラスパイプや空を浮かぶ人工的な光を発する小型飛行物体がウヨウヨしますが住人は意にもかいしません。いつもの光景なんでしょう。だいぶサイバーパンクな町ですね。そういえば長い光る塔が町の中心に見えましたがアレなんでしょうね。私気になります。


 「やっふー!テギル無事だったんだねー♪」

 「またマスターの手を煩わせたのかお前は。ほんとはた迷惑だな。」

 

 モリュケちゃんとナオトちゃんだ。ふふふ、服は明日にでも出来るだろうか?出来たらこいつらに私のオシャンティーぶりを見せつけて驚かせてやろうっと。私はモリュケちゃんとナオトちゃんと一緒に部屋に入ろうとする。

 「まて、テギル。お前は私の部屋だ。」とエルノール。え、私が今日の夜伽でありますか!?あらあら溜まってるってやつなのかな…しょうがないにゃあ。

 私はエルノールに付いて行きエルノールの部屋に入る。そしてエルノールはこちらは振り向く。


 「さてと、実は……ってなんで脱いでるんだ?」ローブを脱ぎ始める私。

 「え、ああ。やっぱり脱がすところから始めたい感じですか?」

 「何を言ってるのかさっぱりわからん!」いやあでもホラ、ニャンニャンの前はシャワーを浴びるのがマナーというか……ほらこの町水道通ってるっぽいし。とりあえず困った私はエルノールにウィンクする(トカゲウィンク)。フードで鼻から下しか見えないが、エルノールは真顔のようだ。


 「私の財布から貨幣が減っていた。お前だろう?」はうわ!そう来たか!

 「えーと……ナンノコトヤラ?」

 「とぼけるな!どれだけ盗った?」

 「ははは、えー金貨を10枚ほど…。」

 「!?じゅうま……使ったのか?」

 「5枚ほど新しい服のために……残りは爆発で吹っ飛んじゃった。」

 「お……おま…。」ふらつきながら額を押さえるエルノール。いやーごめんって。

 「いやードラゴン倒したの私だしちょっとぐらいいーじゃない。ごめんちょテヘペロ♪」

 「金貨10枚もあればちょっとした豪邸が買えるぞ!何をやってるんだ!!」 声を高く上げるエルノール。おこなの?激おこぷんぷんドリームなの?深呼吸で落ち着こうとするエルノール。なんだよそんなにお金が大事なのかよこの男、やーいやーいケチンボ!

 

 「はあ……まあもう済んだことは仕方がない。次はお前の体の事についてだ。」ん、体?まあたしかに緑の鱗から藍鱗に金ラインな感じになってますが。

 「その盗賊ギルドの奴にブレスを吐いたそうだな。あと病室でも。何か変わったことはなかったか?」うーん、変わったことねー。あ、そうそう。

 「そういえば、前みたいにブレス袋が泡立つような感覚がなくなったね。吐いた後も溜めずにまた吐けそうなそんな感じ。レーザーが出たり紫の煙が出たり色々。」少し考えた後、エルノールは言う。

 「前にも言ったがブレス袋が変質してるようだな。病院でもお前が騒ぎを起こした時莫大な魔力を感じた。おそらくブレス袋が魔力を貯めこんでいるんだろう。今は魔力袋といった所か。極反応魔弾の魔力を少なからず吸収して溜め込んでいるんだろう。」そう言ってエルノールは魔石を渡してくる。そして飲んでみろという感じで顎をしゃくる。私は言われた通り魔石をいつもどおり飲んでみた。しかし体内に入ると同時に異物感が無くなり……というか消えた。

 「どうだ?」

 「なんか前は体内でゴロゴロしてたけど、なんか今は飲んだらすぐ消えちゃった。」

 「ふむ、魔石をすぐに魔力に変換して吸収したのか。なるほどな。その鱗の金のラインも興味深いな。」エルノールはマジマジと私の体を見る。ちょっと今裸に近いんですけど。ジロジロ見ないで貰えます?そういえばこの金のラインも不思議な模様だ。全身に通っているが胴体あたりで基板の回路みたいにサイバーな感じでブレス袋のあたりで消えている。そしてそのあたりからまるで血液のように全身のラインにそって光の筋が通って行く。暗い部屋の中だとその様子がよく見える。しかしなんかいつもより光の流れが速いような……。

 

 「極限魔法は魔力を凝縮して臨界に……まあ小難しい話を抜きにすると、半永久的に強力な魔力を放出し続ける。それの性質をそっくりそのまま吸収したと仮定すると……少し危ないな。」

 「…?どういうこと?」

 「つまり魔力が過剰にたまりすぎると……極反応爆発を起こす。町ひとつ吹っ飛ばせるぐらいの威力でな。」な、なんだってー!!そういうことは早くいってくりゃれ!!

 「えーーー!?じゃあ私爆死する系?とりまどうすれば!?」私はエルノールにしがみつく。いやいやせっかく助かったのに爆死とかごめんこうむる。

 「慌てるな。現に魔力がどんどん増えていく感覚はあるからそれが落ち着くまでは色々策がある。たとえば、毎日魔力を伴ったブレスを吐いて消費することだな。または魔力を吸収してくれる物質を魔力袋にいれて制御棒代わりに臨界に達するのを防ぐとかな。ミスリルなんかがちょうどいいだろう。対魔法シェルターにもミスリルはよく使われるからな。」なるほど、出して賢者モードにするかミスリルとやらを飲めばいいんですな。

 「じゃあミスリル買いましょう!エルノールだって私が爆発したら困るじゃん!」

 「残念だがミスリルはそうそう手にはいらん。とりあえず一日に何回かは人気のない場所で魔力煙でも吐いてろ。それで万事解決だ。」

 「そういや前はレーザーが出たけど盗賊ギルドの人に吐いた時は紫の煙しか出なかったんだけどあれはどういう?」

 「魔法はイメージだからな。ただ放出しようとしても魔力煙が出るだけで魔力を消費するだけだ。魔光線が出せたなら光系魔法が向いてるのかもしれんな。まあ魔石を飲んだ時は炎も氷もでたから意外と才能があるのかもしれんぞ。まあ今日はもう休め。続きは明日だ。」私はエルノールの部屋の外に追い出される。ふーん、イメージねえ。たしかにワイングラスに放った時はレーザーのように細くとかイメージしてたからそのせいかもしれない。じゃあイメージ次第で炎出したり凍らせたりできるかもしれないというわけか。おお、だいぶファンタジーの魔法使いになってきたじゃないですか。……これで手のひらから出せたら最高なんですがね。私はモリュケちゃんとナオトちゃんがいる部屋に戻る。


 「おー、早かったねー。もしかしてエルノールって早漏?」

 「テギルだけずるいぞ!俺もマスターと信頼を築きたいのに!」


 いや、そんなことしてませんから(しようとしたけど)。そういやエルノール君は女っ気ないけどどこで発散してるんですかねえ。結構若そうだから出さないと体に毒だと思うよお姉さんは。まあ今の体年齢的にはこっちが幼いから精神年齢的にお姉さんで。

 結局女の子3人で他愛もない話を繰り広げる。モリュケちゃんはこういう町に来たのは初めてのようで興奮しっぱなしだ。ナオトちゃんも中世な村育ちだから驚きを隠せない様子。たしかにこの町はスイッチで光る照明器具もあるし、水道もあるし……何か違和感を覚えるね。はいはいモリュケちゃん、水道の水ではしゃがないの。ナオトちゃんも照明付けたり消したりやめなさい。あんたら2週間この町にいたのになんでまだそんな子供みたいな事してるんですかねえ。


 と、突然。私は体の中に違和感を感じた。凄く気が昂ぶり、息も激しくなる。体の中が熱い……出したい……何かを……。それと共に体の金のラインの光の流れが激しくなり煌々と輝き出す。二人も私の異変に気づいたようだ。

 「テギルどうしたの?気分悪そうだけどー?」

 「おいテギル…何か体光ってるぞ?」

 ひっ!これは……爆発フラグ!!ヤバイ、魔力を…ブレスを出して消費しないと!!私は咄嗟に口を抑えながら部屋を駆け出る。抑えた口からも赤紫の煙がモヤモヤと漏れだしている。うおおお、エルノールの野郎何が慌てるなだよ!めっちゃヤバイじゃん!!私は宿の外に出る。


 辺りは暗く、宿屋の看板のネオン(?)しか光源はない。私はうずくまり溶岩のように熱くなったブレス袋から盛大に出たがっている物を吐き出した。

 

 --ゴパアアアアアアアアアアアアアア--


 赤紫色の煙が勢い良く私の口から漏れだす。まるで完全に開ききった水道の蛇口のようにすごい勢いで噴出する煙。それは完全に路地を覆い、暗闇と合わさり視界はほぼ無くなる。それとともに体も落ち着いてきた。体を見ると、藍色の鱗を走る金のラインの光の筋の流れも遅くなっているのがわかる。なるほど、これが速くなってきたらヤバイって事ね……ひとつ勉強になったよ。私は深呼吸をしながら壁に寄りかかって地面に腰をおろす。しばらくは漂っていた赤紫色の煙も路地を吹く風によって散らされ、完全になくなった。しばらく風にあたって気分がよくなったら部屋に戻ろうっと。まあ軽い生理と考えればいいんだこういうのは。吐けば収まるだけマシってもんだよハハハ。

 

 私が目をつむって上を見上げていると……ふと近づいてくる気配。大通りの方から……あれ、反対側からも来る。宿に帰ってきた客だろうか。暗闇の中座っているリザードマンで驚かれないだろうか?まあ奴隷の首輪してるし問題ないかな。あれ、上にも気配が……誰かが屋上にいるのかな?酒に酔いすぎて私の上に吐いてくるってのは勘弁だよ。落ち着いてきたしそろそろ戻ろうっと。


 戻ろうと立ち上がろうとする矢先……何かが上から被さってきた。うわ、なんだこりゃあ。それほど重さはないが、まるで蜘蛛の巣のような……これって網?突如両側から近づいて来る気配が速くなる。走ってくる。そして私がもがいているうちに……私は取り囲まれてしまった。みんなローブを着て顔は見えない。私が声を上げようと口を開こうと…。


 「おっと声を出すなよ。ミンチになりたくなきゃな。」

 「ミスリルを編んだ特注品の網だ。そうそう破れねえよ。」

 「いくらお前でも大口径のミスリルをありったけ喰らえばどうなるかわかるな?」

 

 大勢の人影は全員が大型の銃をこちらに向けていた。ミスリル?たしか盗賊ギルドしか使わないって……あっ?もしかしてあれですか……噂の集団ストーカーですか?


 「抵抗するなよ、その瞬間ありったけをかますからな。おい、運べ!」

 

 私は網の上から更に布を被せられ視界を完全に遮られる。そのまま引きずられるような感触……そして何かに乗せられ……振動。風を切る音。おそらく乗り物でどこかへ運ばれている。あれ、ヤバくない?でも抵抗したらあの痛いくらうし……しかも前よりでかいよあの銃。貫通したりしなかったりするかも……ひいいい怖い!助けてエルノール!モリュケちゃん!ナオトちゃん!


 

 




 「おとなしくしてろよ、可愛がってやるからな。」私を布の上から押さえつける男がそう言い放った……。

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