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あの日々の向こう  作者: 緋月 琥珀
第一章
27/59

十二話


 現状を確認する質問を幾つかして、納得した僕が最後に兄さんに問うたことは、ある意味では当たり前で、しかし遅すぎた質問でもあった。


「ねえ、最後にもう一個聞いていい?」

「最後と言わず、いくらでも。答えられるかは内容によるが」



「どうすれば、日本に――地球に、帰れるの?」



 予想を、していなかったわけではないのだろう。驚いた様子はあまり無くて、兄さんはそれまでの朗らかな表情をなくし、ぐっと眉間に皺をよせて絞り出すように答えた。



「――帰れない」




 兄さんが政務に戻った後、いつもの女中さんが食事を運んできた。この部屋で今まで過ごしていてあまり気にならなかった彼女の存在が、ようやく現実味を伴っている。

 今更ながら全くの他人に散々な姿を見られ、食事を運んでもらったり部屋の掃除をしてもらったり、細々と世話をされていたことに気恥ずかしさを覚えた。


「その、いつもすみません、ありがとうございます」


 ついぼそりと口をついて出た言葉に、その人は少し驚いたようだったが、口元にだけ軽く笑みを乗せて「恐れ入ります」と答えてすぐに部屋から出て行った。

 いつも通りの食事に見えたので胃腸は大丈夫なのかと不安になったが、考えてみれば寝ていただけで魔力によって肉体的にはほとんど衰えていない状態だ。むしろ魔力の代替分を早く物質で補わなければならない現状だと言うなら、粗食にする意味はないのだろう。用意が早いことには驚いたけど。

 スープを一口飲んで、その味に違和感をおぼえた。

 決してまずいわけではないが、日本で慣れ親しんだ味とはまた違う。塩味の簡素なものなのに、ハーブでも入っているのだろうか。野菜は苦みが強くて、少し筋張っているようにも思える。

 スープだけでもこんなに違うのに、今まで味や風味の差異なんて気が付かなかった。同じものではないのはわかっていたのに。

 仕方なかった。毎日を生きていくのに、みんなについていくのに精いっぱいだった。違和感を持たれまいと、余計な事は言わないようにと思っていた。……でも、やっぱりそれだけじゃ、ないんだ。だって、今になってこんなにも噴き出してくる疑問が、違和感がある。

 学園で当たり前に使っていた照明の動力はなんだ。電気が通っているのだろうか。コンセントも無いのに? 浴場にあったシャワーだってどうなっているのかわからない。ホース部分が無いのだから。大きさこそ日本のものより随分と大きいにしても、ヘッドしか無いように見えるあの部分からあれだけの量のお湯が出て来る。もしかしたら、他の水道の類も全部そうなのかもしれない。

 男性でも髪が長い人が大多数なのも不思議だったはずだ。文化の違いではあるのだろうが、どうしてそうなのか僕は知らない。全員が全員長いわけでもないのだ、現にセドや兄さんは短い。いやそれ以前に、どうしてあんなに髪がカラフルなのだろう。優性遺伝であるはずの黒髪がまずいないというレベルで少ないのは何故だ。遺伝の法則が違うのか。いやそれ以前に、よく似ているだけで別の生き物なのだろうか。そもそも、この世界の生き物はあの世界の生物の定義と同じなのだろうか。いや、学園長は確かほとんど変わらないというような事を言っていなかっただろうか。でもそれは果たしてどこまでが「ほとんど」の範疇なのだろう。そして何より、その学園長も言っていた最も大きな違いである「魔力」という存在がわからない。不可思議な現象を起こすだけではなく、人の意思や感情に反応し、今僕がそうされているように物質に代替する事さえできる、これは、一体。


「……食べよう」


 思考を打ち切るために声に出して、食事を続ける。

 冷めてしまった異国料理――いや、異界料理は、それでも美味しかった。




 帰れない。

 それは「方法が見つからなかった」という曖昧な希望の残るものではなく、もっと確かな、世界の構造とでも言うべきものに理由があるのだという。

 この世界とあの世界……仮に地球と呼ぶそこを繋ぐ道とでも言うべき場所には、強い流れがあるらしい。地球から、こちらへと向かう流れだ。

 普通はその流れにはそもそも入らないように、フィルターのようなもので仕切られている。ただそれ自体は然程強いものではなく、量こそ並大抵では足りないものの魔力があれば比較的楽に通り抜けることができるという。余談だが、地球にも僅かながら魔力を持っている人というのは存在しているらしい。

 しかし、その後が問題だ。地球からこちらに来るには、流れに乗ってくればいい。しかしこちらから地球へ、流れに逆らって向かうには、尋常でないエネルギーが必要だと言う。最低でも大精霊と呼ばれるほどの存在が持つほどの量で、それでさえ肉体を伴っては不可能。

 エネルギーの種類は魔力には限らないらしいが、他に該当しそうなものは精々生命力、あとは魂と呼ばれるようなものくらいしか無く、それをすり減らして世界を渡っても意味が無い。

 ならば大精霊以上の魔力を身に着ければ、と思うかもしれないが、そもそも方法が無い。無理矢理そこを解決したとして、そうなると今度は生物から外れてしまうという。大精霊の時点で神霊に近しい存在だ。彼らでさえ抱えるエネルギーが大きいければ、自我が失われてゆくという。行きつく先は無我の神だ。


 つまるところ、一方通行なのだ。地球と、この世界とは。


 姉さんと兄さんに会えたことは、嬉しい。夢のようと言っても過言ではなかった。けれど、再会というそれ自体はもう諦めはとっくについていた事だったのだ。今更という想いがあるのは否定できない。正直、恨む気持ちさえある。

 折角、今に向き合おうと思っていたところだったのに、と。

 せめて、もう半年早ければ。

 せめて、もう数年遅ければ。

 言っても仕方が無い事だとわかってはいる。でも納得はできない。

 窓の外は真っ暗になっていた。部屋の中も目に配慮してかかなり照明が絞られている。丁度夕食の時間だったのだろうか。お風呂入らなきゃ、と思ったけれど、思いのほか汚れた感じがしない事に気が付く。髪は少しべとつくが、そもそも排泄もしていなかったようだという事を考えれば、寝ていた間は昏睡というよりも冬眠のように代謝自体が低下していたのだろうか。一食食べておいてからでなんだが、思ったより空腹もひどくなかった。

 もう寝よう、とクッションの谷に勢いよく頭を落とす。反動で跳ねた髪が顔にかかったが気にせず上掛けをすっぽりと被って寝ようとしたが、なんだか目の前が眩しい。

 そのまま寝ようとも思ったが光源も動かないのか少し寝づらい。確かめようと目を開ければ、原因は文字通り目の前にあった。


「……え?」


 慌てて起き上がり、ほとんど真っ暗な部屋の中改めてそれを見る。

 髪だ。

 僕の髪が、青く光っている。


「え?」


 疑問の声を上げる間も勿論様子は変わらない。闇の中でもなければわからない程度ではあるが、確かに髪は青くぼんやりと光っていた。

 いや待って欲しい、よくよく考えれば、今に始まったことでも無い、気は、しないでも。

 寮に居る間は、二人に合わせてまだ照明が落とされないうちに眠ってしまっていた。だから気が付かなかったのだろうか。こちらに来てからも防犯上の理由から最低限の照明は残されていたように思う。

 明るい場所でも寝られる方で良かった、などと呑気に考えていたが、そうなるとこれがいつから始まっていたのか。

 いくら認識能力が落ちていたからってこんな事にも気付かなかったのか、と愕然とすると同時にじわじわと頭は混乱していく。

 いやいや、いくらなんでも髪が光るなんて非現実的だろう。少なくとも地球じゃ有り得なかった、体質が変わったとかそういう問題じゃない。体が地球の頃のものではなくなっているのだろうか。魂だけこっちに来た、みたいな? 自分にわかる範囲では差異は無かったと思うけれど、昨日までのあの状態だと何か見過ごしていそうで否定しきれない。だとしたらこの体は一体どういう経緯で作られたのだろう。というかそれ以前に、これどうやって光ってるの? 放射性物質とかじゃないよね!? もしそうだとしたら頭から皮膚ガンにでもなりそうなんだけど! もしそうだったらどうしよう、とりあえず切り落とすしか……というかこれ全部光ってるのかな。もし全部ならハゲにならなきゃいけない。いやちょっと、ハゲは嫌だ。今なら髪を切るのに抵抗は然程無いけれど、今の環境でそれをしていいのかもわからないし。僕一人じゃ判断がつかない。どうすれば。どうしようもない。

 ……寝よう。

 僕は、思考を放棄することにした。




「うわ、青い……」

 朝から風呂に放り込まれ身支度をされて自由時間になってから、真っ先に部屋の隅の鏡をまじまじと見つめて思わず声を漏らす。

 青かった、髪が。

 真っ青というわけではない。ベースは飽くまでも黒だが、光に翳すと茶系ではなく青黒く見えるのだ。

学園長の紺色ほど青くはないが、十数年付き合っていた髪の色が染めたわけでもないのに変わっているというのは中々に衝撃的だ。

 この世界では青系統の髪自体は珍しくないようだ、というのは救いだろうか。ヒュアトス然り、学園長然り、セリアさんも少し特殊な感じではあるが青みがかった髪色をしている。

 だが、平時では発光しているようには見えなかった。昨晩のあれは寝ぼけてでもいたのだろうかとも思ったが、手の中に閉じ込めて覗いてみると相変わらずぼんやりと光っている。不気味だ。僕はまだ人間を止めたつもりはない。

 鏡の前で矯めつ眇めつしているとなんだか妙な気分だ。よくよく見ると地球に居た頃より全体的に色つやが良い気がする。一週間も寝こけていたのに。これも魔力か、そうか。

 なんとも言えない気分で唸っていると、部屋をノックされた。多分、セリアさんだ。今日の午前中には学園に戻らなければならないので、準備ができたら呼びに来てもらう事になっている、らしい。


「どうぞ」


 扉を開けて迎え入れると、先日までのようなドレス姿ではなく、見慣れた制服姿のセリアさん。


「おはよう、気分は大丈夫?」

「おはよう。体調は、多分大丈夫……なんだけど……」


 どうしても髪が気になって歯切れの悪い返事をする。


「けど? どうかしたの?」


 途端に心配そうな顔になって顔を覗き込んでくるセリアさん。


「どうかしたっていうか……えっと、変な事言うかもしれないんだけど」

「いいわよ、言ってみなさい」


 一拍も置かずにそう返してくれるセリアさんに甘えて、聞いてみることにした。


「えっと……髪が、光る、んだけど」


 言うと、きょとりとした顔で首をかしげるセリアさん。

 やっぱりこれ、おかしいんだろうか。


「……もしかして、あなたの居た世界では光らなかったのかしら?」


 あ、そっち?


「……こっちでは光るのが普通なの?」

「そうよ、髪とか目は魔力が溜まりやすくて、その影響で光るの」

「目も光るの!?」


 昨日の夜中に鏡見なくて良かった。流石に目が光っているのに気づいたら騒ぎ立てていたと思う。


「今まで気付いてなかったの? もうこちらに来て、少なくとも一月は経ってるわよね?」

「い、いろいろ有りまして……元々外見に頓着する方じゃないし」


 具体的に言うわけにもいかないので濁さざるを得ないが、事実は事実だ。自分でも気づかなかったことに驚いている。


「大体適性のある属性の色が出るから……あなたなら青白くなるのかしら?」

「あんまり白って感じはしなかったけど……言われてみればそう、なのかな。青って結構真っ青になる感じ?」

「そうね、多分、ヒュアトス見ればわかりやすいんじゃないかしら。私も見たことはないけれど」


 真っ暗にでもならなきゃ見えないのなら、そう見られる機会は無いだろう。

 それにしても……暗闇の中で髪と目だけが光っている光景を想像してみると、やっぱり不気味だ。害のあるものでなかっただけマシと考えるべきだろうか。


「それだけ? 具合が悪かったり、動きにくかったりはしない?」

「見ての通りだよ。自分でもちょっと気味が悪いくらいに、至って健康」

「……気持ち悪いわね」

「面と向かって言われると流石に傷つくんだけど」


 通算二回目の「気持ち悪い」である。確かに人間離れはしてるけど。




 セリアさんに連れられて来たのは、学園にある転移陣によく似た白い石が敷き詰められた一室だ。やはり同じように青い文様が刻まれているが、こちらの方がかなり複雑に描かれている。そういえば王宮に来る時に使った学園長室の奥の部屋も似たような造りだった、気がする。


「早かったな、ミコト。体調……は大丈夫だろうけど、荷物とかは大丈夫か?」

「多分。元々そんなに持ってきてないし、こっちでほとんど用意してもらったから手付かずの物の方がずっと多いよ」

「ちょ、ちょっとあなたね、いくら陛下が気安い方だからって、そんな口の利き方は……」


 急に慌てふためくセリアさんを見て、今度はこちらがきょとんとする方だった。

 昨日散々この人に喚き散らしていたのは誰だ。いや別に、文句があるわけではないけど、彼女の口からそういう事を言われるのには驚いた。


「一応、陛下から許可は……」

「セリア嬢、セリア嬢」


 きちんと弁明しようとしたところに、兄さんがにやにやと気持ち悪い笑みを浮かべて割り込んでくる。


「な、なんでしょう、陛下」


 気持ち慄いたように返事を返すセリアさん。気持ちはわかる。こういう時の兄さんは、大概何か企んでいる。


「こいつね、俺の、弟」

「……は、い?」


 つんつんと僕を指で突きながらにんまりとそう教える兄さん。

 それに対して引きつり切った笑みで辛うじてそう返すセリアさん。

 うん、いきなり言われてもよくわからないよね。


「えーと……僕を呼んだのは国の大精霊様で、僕はあちらでは、陛下とその大精霊様と異母兄弟だったってことなんだけど……」


 説明すると引きつっていただけの顔が、無言のまま赤くなったり青くなったりし始める。


「……大丈夫?」


 あまりの様子に心配になって声をかけると、ようやく辛うじて首が動いた。が、縦に振ってるのか横に振ってるのかよくわからない。駄目だこれ、大丈夫じゃない。


「よし、連絡事項も伝えたし、ミコトも元気そうだし、問題無いな!」

「待って兄さん、問題ある、問題あるよ!」

「ちょっとショック受けてるだけだから大丈夫だ! すぐ治る!」

「そうかも知れないけど!!」

「じゃあサクッと帰ろう、俺ももう時間が無い! 公務がかなりヤバい!」

「胸張って言わないでくれる!?」


 はっはっは、といい笑顔のまま、兄さんの足を通して魔力が陣に流れ込んでいく。目が覚めて初めて認識する魔力の流れは心なし鮮明だったが、相変わらず視認する事はできなさそうだ、ちょっと期待してたのに。


「ミコトの事は、夏の社交シーズンくらいまでは内緒にしといてくれ。その頃にはお披露目するから」

「は!? ちょ、兄さ」

「じゃーなー」


 そんな事僕も聞いてないんだけど!?

 言う間も無く、景色が切り替わる。一瞬遅れて頭がぐらりと揺れるような激しい眩暈を感じて思わずうずくまった。

 前の時は感じなかったということは、これも術が解けた影響なのか。他の所にも差異が結構ありそう、日常生活レベルで。

 元々乗り物酔いはしやすい方だし、後に引かないといいけど。

 などと思いながら落ち着くのを待っていたのだが。


「う、え!?」

「え!?」


 落ち着き切る前に後ろから襟を掴んで引っ張られたせいでそのまま尻もちをついた。


「ご、ごめんなさい、まさか転ぶとは思わなくて」


 斜め前に居る、いつぞやのように顔を真っ赤にしたセリアさんが、少し慌てたように膝をついて覗き込んできた。いや、普通しゃがんでるとこ襟引っ張られたら転ぶと思うんだけど。


「い、いや、いいけど。それよりどうしたの?」


 幸いというか、ひどく打ち付けたり擦りむいたりしたわけでは無いので軽く流し、立ち上がりながらそう尋ねる。

 どうしてそんなに顔が赤いのか。先日の怒鳴りっぷりを思い出してつい身構えてしまうので、誠に勝手ながらできれば早急に落ち着いて欲しい。


「そうよ、ねえあなた、へ、陛下の、弟君って、その、本当なの? よね?」


 彼女も立ち上がって話し始めたものの、徐々に勢いを失くし自信なさげにそう問いかけてきた。

 「おとうとぎみ」とあまり聞きなれない単語を復唱しながら、言われた事を咀嚼して事実に相違無いことを確認して、無言で頷く。


「ということは、つまりあなた、王弟、殿下って、こと、よね?」

「……おうていでんか?」


 またしても顔色を慌ただしく変え始めるセリアさんを見つめながら、「おとうとぎみ」以上に耳慣れない言葉を、同じように復唱し、意味を噛み砕く。

 王弟。王様の弟。僕の事だ、うん、間違いない。

 殿下。王族とかに付ける敬称のはずだ。王様の弟なのだから、なるほど、確かに。


「王弟殿下」


 なるほど、僕はそういう身分になるわけか。すごい、いつの間にか王族の仲間入りだ。


「……いやいやいやいや、え?」


 待って欲しい。すごく待って欲しい。この世界に来てからというものの頻繁に混乱してはいるが、ことここに来て今までで一番わけがわからないかも知れない。いや、大精霊の規格外っぷりに散々ビビっておいてなんだけど、ある意味それ以上に意味がわからない。なんだそれ、いつの間にか王族ってそんなわけあるか。ちょっと待って欲しい。いや、ほんとに。


「え? とか言ってる場合じゃないわよ!」


 何故か僕以上に混乱していそうなセリアさんが、涙目で最早絶叫に近い大声を発する。そういえばここ、どこなんだろう。室内みたいだし、学園長室の奥だろうか。外に聞こえてたら問題な気がする。


「下手したら王位継承権第一位よ、王太子殿下よ!? まだ陛下が誰にも継承権与えていらっしゃらなかったのってこういう事だったの!?」


 何度目になるかわからないが、本当に待って欲しい。考える時間を、整理する時間をください。せめて現実逃避くらいさせて。ほんとに、いやもう切実に。王族ってだけでもわけがわからないのに情報を足さないで欲しい。もうなんだこれ、誰か助けて。



 僕、これからどうなっちゃうの。

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