タイムマシンと俺の誤算
俺はタイムマシンを開発した。なぜなら、過去に戻り、俺の最悪の失敗を修正するためだ。俺は人生の全てを、文字通り何もかもを注ぎ込み、この禁断の機械を完成させた。そのために失ったものは数えきれない。だが、全てはあの「運命の日」を消し去るためだ。
ガラクタと配線に埋もれた地下室で、誇らしげに輝くコックピットに乗り込む。過去に戻るのは簡単だと思った。計画通りに進めば、俺の失敗はなくなり、全てはうまくいく。俺は希望と、微かな恐怖に満ちた気持ちで起動レバーを握りしめた。
目標の日時、目標の場所に到着。俺は影から行動し、過去の俺が言ってはいけない一言を口にする前に、別の言葉を囁くという、決定的な修正を加えた。計画は成功した。過去の失敗を消した俺は、再びタイムマシンに乗り込み、未来へと帰還した。
未来に戻ったとき、俺は自室ではなく、豪華なリビングに降り立っていた。そして、そこには俺がいた。高価そうなスーツを着て、家族に囲まれて、底抜けに幸せそうな笑顔を浮かべている。俺が血を吐くような努力をしてタイムマシンを作った場所は、この家の地下室ではない。
「何故だ?どうして俺がいる?」
頭が真っ白になった。過去を変えたから、未来が変わるのは当然だと思っていたが、今目の前にいる「俺」は、明らかに違った。この幸福な「俺」は、あの失敗をしていない。だから、タイムマシンを作る理由がないんだ。俺自身は、この世界では「存在しないはずの存在」だ。俺の手に刻まれた、開発中の火傷の痕がズキリと痛んだ。目の前の未来の俺の手は、綺麗で傷一つない。
俺は悩んだ末、意を決して声をかけた。「おい、君、…俺を見てどう思う?」
未来の俺は目を見開き、心底驚いた表情を浮かべた。「俺?俺がいる?瓜二つだな。すごい似てる奴がいるもんだ。」彼は自分自身だとは思っていないようだ。
「君は信じないかもしれないが、俺は君だ。俺が過去を変えたから、君が生まれてしまった。」
未来の俺はしばらく黙って、俺を見つめていた。やがて口を開く。「過去を変えた?お前、どんな方法でそれを…」
「タイムマシンを使って、過去に戻ったんだ。あの時、俺が犯した失敗を修正するために。」
未来の俺はさらに驚きの表情を浮かべた。「俺は今まで失敗したことがないぞ?何を言ってるんだ?」
その質問は、俺が一番答えられない質問だった。「俺が過去を変えた結果、お前がここにいる。だが、こんな未来が存在するはずがないんだ…」
未来の俺の表情は徐々に困惑から恐怖に変わっていく。「お前、もしかしてタイムマシンを作らなかったら、俺は存在しなかったっていうのか?」彼の言葉に、冷や汗が流れた。
未来の俺は、かなりいい奴だった。俺をホテルに匿い、生活には困らなかった。その後、俺達は話し合い、俺は一人に戻るために未来の俺に内緒で過去に戻る準備をしていた。
そして月日が流れ、俺は再び過去に戻るべく、タイムマシンを起動させた。だが、あり得ないことが起こってしまった。
過去に戻り俺は過去の俺が失敗をするように変えようとした。その時だった。別の言葉を囁き邪魔する俺(最初に邪魔しにきた俺)を俺が邪魔しようとすると未来の俺(1号)が現れ俺は阻止されてしまった。
「やめろお!」俺はその時そう叫んでいたが、過去の俺と邪魔する俺は遠くから聞こえる叫びに気づいたものの俺たちには気づかなかった。
「消えたくない!俺の幸せを奪うな!」未来の俺は俺の計画を阻止してきたのだ。
まさか、お人好しでボンボンな奴が、ここまで必死になりタイムマシンに乗ってくるとは迂闊だった。
俺は色々適当に1号を言いくるめると、こいつを未来に置いてから、また過去へ向かいやり直すことにした。
未来に戻り、俺はリビングに降り立った。未来の俺(1号)は疲れたのか床に倒れ込み、ぐったりしている。
「またやり直すしかないか...!」俺はため息をついて呟きながら1号を見ていた。
その時、リビングの扉が静かに開いた。
「ちょっと待てよ、どういうことだ?」俺は思わず声をあげた。
次に、さらに別の自分が現れた。
そいつは、俺たちとは明らかに違った。グレーのスーツを完璧に着こなし、鋭い目つきで俺たち二人を見つめていた。まるで企業のCEOか、優秀な科学者のようだ。
「また増えたのかよ…!」俺は全身の冷や汗を感じた。
新たに現れた自分(2号)は、俺たち二人に目を合わせながら、冷静に言った。「な!!俺だ!俺がいる!?しかも2人?あり得ない」
スーツの俺(2号)は、失敗しなかった上に何か叫んだのが良くなかったのか?彼は、タイムマシンを作る代わりに、幼少期の別の才能を伸ばし、世界的なAI開発企業の設立者になっていた。失敗を知らない、完璧な成功者だ。
苦労人の俺、お人好しでボンボンな俺(1号)、そして冷静な成功者の俺(2号)。一つの失敗を修正しようとした結果、三つの異なる可能性の「俺」が、狭いリビングに同時に存在するという、完全なパラドックスが完成してしまったのだ。
恐怖と混乱は、数週間かけて奇妙な諦めへと変わっていった。
最終的に、俺(2号)が口を開いた。「オリジナルが失敗を修正して失敗しなかった俺(1号)ができ、さらに修正しようとして俺(1号)はその修正で家族と成功を失い、別の成功者である俺が現れてしまった。結局、これ以上過去を書き換えても俺達3人が1人減るかまた増えるかだ。...もう我々三人でこの世界で生きていこう。我々はそれぞれ、苦労、幸福、成功という異なる人生の側面を持つ。協力すれば、誰にも到達し得ない完璧な人生にこれからなるはずだ。」
ボンボンの俺(1号)は笑った。「そうだな!最新の俺(2号)は家族と幸せに暮らしているし、皆で一緒に暮らそう!賑やかで楽しいじゃないか!」
そして、苦労人の俺は、ついに観念した。「…そうか。俺が過去を変えようとした真の動機は、あの失敗を消すことじゃなかった。失敗しなかった未来の幸福が、欲しかっただけなんだ。」
未来の俺たち(1号と2号)が、予想外にごねもせず協力姿勢を示したことで、俺はふと、彼らが自分自身に対してはどこまでも甘く、優しい存在なのだと悟った。その事実に、俺は安堵と虚無感が混じった、なんとも言えない笑みを漏らした。それは誰に見せるわけでもない、自分自身への嘲笑のようだった。
その後、俺達は実は生き別れた三つ子の可能性だった、という嘘をいい三つの人生の知恵を合わせて、未来を満喫していくことになった。どの「俺」が本物かなんて、どうでもよかった。
タイムマシンとか人間が干渉しないなら、人増えるんじゃないかと思って作りました。アイデア言ってAIにほぼ任せたら変だったので、とりあえず大体書いてからgptに文句言って変更させてからGeminiもう少し面白くしてくれと言ってさらに何回か変更して作成
ちょっと2号が出てくる過去に変更がないまま2号が出てきたので少し修正しました。あとなんかおかしくなったのでまた修正しましたが自分でもなんかよくわからなくなってきたので多分これであってるはずと思います多分。AIの書いたところが、おかしいので少し修正。2号の言葉もおかしかったのでさらに修正しました。すいません。




