表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
創世戦隊マナレンジャー ~スーツアクター、異世界を救う~  作者: 雪玉 円記
第6話 護、セイバーロボを召喚する!
66/126

scene.3

 机に、黒紫の光を放つ魔法陣が描かれ、その数㎝ほど上からとある物が現れた。

 ごとんという音とともに落ちたのは……!

「セイバーブレス!」

 数日ぶりに見た! まったく、どこにしまわれてたんだよお前!

「なっ、なんで!? マイスターの魔力とマクシーニのおじさまが設定した数字でしか開かない金庫にしまわれてたのに!」

 ほう? そんなところにしまわれてたのか。解説ありがとうヴィクトリアちゃん。

 さっとブレスを取り上げる。ハッと気を取り直した彼女が、セイバーブレスに向かって手を伸ばしてきた。

 ふんぬぐぐぐ~、と唸る彼女の手が届かない高さに立ち上がって手を上げ、黒マナたちに訊く。

「なあ、お前たち、俺がここから出るようにも出来るか?」

 すると、黒マナの1体が群れから離れ、自分の魔力でこの世界の文字で〝Yes.〟と宙に書いた。

「なら、俺たちがここから出たい、ドーラッドに行きたいって言ったら、連れて行ってくれるか?」

 その言葉に、俺に思いきり体重をかけて寄りかかりブレスを奪おうとしているヴィクトリアちゃんが、息を呑む。

 黒マナがまた、宙に〝Yes.〟と書いた。

「なら、俺とこの子をドーラッドにやってくれ! 頼む!」

 一際大きい、黒マナ――いや、総ての色のマナからの〝Yes.〟の字が浮かぶ。

「お兄……さん……」

 見上げて呆然とする彼女に、俺はニッと笑う。

「ヴィクトリアちゃん」

 声をかけると、彼女も明るい笑顔になる。

「ええ、行きましょう! マモル!」

 おっふ、俺は呼び捨てなのかぁ……。

 と謎の切なさに浸っている間に、黒マナたちが俺の足下に魔法陣を書いていたらしい。

 え、と思ったときには、既に黒マナたちが魔法陣を発動させてしまった後だった。

「また穴落ちかよぉぉぉぉぉ!!」

 はぐれないように、しがみついてくるヴィクリトアちゃんを抱きかかえながら、俺は無意識に叫んでいた。



***************



「だっ!!」

「きゃっ!!」

 そこそこの高さ……日本の一般家屋の二階ぐらいの高さから街道に放り出された俺たち。

 俺は素早くヴィクトリアちゃんが怪我しないように抱え直し、なるべく衝撃が少ないように受け身をとり、ちょっと転がってから止まった。

「……いてて……、大丈夫かい?」

「ええ……」

 2人してのそりと起き上がる。……おう、ヴィクトリアちゃん、お目々がキラッキラだよ……。

「これがプロのスーツアクターの受け身なのね! 細身だけど筋肉がしっかりしてて、安心感があったわ! どうもありがとう!」

「……どういたし」

 まして、と続くはずだった言葉は、謎の衝撃に遮られる。

 ドォォォンという爆発音と、ガラガラという瓦礫の音。

 そちらの方を見て、俺は驚愕した。

「……なんだ? あれ……!」

 さすがにヴィクトリアちゃんも驚いている。

 夜明けの空に土煙を上げるドーラッド王城と城下町。戦場と化した地帯。そして。

「……なにかしら、あのロボット……?」

 呆然と呟くヴィクトリアちゃん。俺は答えることが出来なかった。

 何故なら、あの人型兵器っぽいものは俺は知らないからだ。

 その謎の人型兵器と、とある敵幹部(巨大化状態)になっている近藤さん、近藤さんが今まで演じてきた戦士――戦隊・ジョッキー問わず――の所有するメカやロボ、モンスターが総動員での決戦の光景が、俺たちの前に広がっている。

風雲急を告げる(現在進行系)





「面白い!」

「応援するよ!」

「続きが読みたい!」


など思われましたら、下部いいねボタンや、☆マークを

お好きな数だけ押していただけると嬉しいです。


感想やブックマークなどもしていただけると大変励みになります。

何卒よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ