1話 始まりの前
初めての小説です。
たくさんの批判を待っています。
よろしくお願いします。
「こちら、完売です!」
「こちらも、完売で〜す!」
ここで、続々売り切れになっているのは、今日、2048年3月28日に発売のVRMMORPG「Destiny-road」だ。
3年前の2045年、ついに仮想空間への意識の転送が成功された。だが、初めの頃は事故が多く、現実に戻ってこれない。仮想空間での事故死により、脳死状態に陥るなどが多く一般販売はされて来なかった。
しかし2048年、今年ついに完成された。発売が発表された初めは不具合でプレイヤーが死んだらどうする等の批判が多かったが、発売されればこの通り大盛況。
そして、俺もその列に並んでいる。
対象年齢は16歳以上。このゲームは店舗販売のみ。また身分証明証で購入時にプレイヤーの情報を入れるため、転売もされることは少ない。
なぜ、店舗販売なのかと言うと
1つは日本語版のみしか販売されていないこと。
2つ目は、ネカマを廃止にするため。
最後に自発的に行動出来る人がやるゲームとのことらしい。
このゲームは、現代に増えた引きこもり、ニートなどを減らすのが理由で国も携わっている。また認知症や老化の予防にもなるらしい。
理由としては、まず家を出なければ買えないこと、2つ目にゲームの中とは言え、アクティブに身体を動かすこと。3つ目はゲームの内容にある。
ゲームは一括で16歳設定から始まる。
まず最初は6年間ゲーム内の学校に通うことになり、そこで、伸びた技術、能力によって職を決め冒険者や専門職になる。この、学校に通い、ゲーム内の世界のことを学ぶとで、年寄り等は精神年齢の低下、脳の回復を促すらしい。
そしてこのゲームのコンセプトは
「「これはあなたの運命です。人にはそれぞれやりたい事、なりたいものがあり、その先にあるものは皆一つ。待ち受ける運命です。」」
注意事項
一切の保証はしません。
とのことらしい。
注意は怖いけど、まあこれだけたくさんの人がいるから死ぬ時は全員死ぬだけだ。
「次の方どうぞー」
俺の番が来たみたいだ。
次回は入学します。