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スケート&スカート!  作者: 天川太郎
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 ♪


 全ての日程が終わり、俺と未央は二人で帰路に就いた。

「よかったな、スケート続けられて」

 俺が言うと、未央は「そうですね」と答えた。

 その後は、いつものように無言だった。会場から駅まで歩き、電車に乗ってからもやっぱり無言。でも、未央も俺も、スマホをいじるでも本を読むでもなく、なんとなく窓の外の景色を眺める。

 それから地元の駅に着き、家へ歩いていく。

 そして家の前に着いたとき。突然未央が口を開いた。

「ありがとうございました」

 と、未央はたった一言そう言った。

 驚いた。そして次に嬉しさが徐々にわいてきて、思わずドアの前で立ち止まってしまう。そんな俺を未央は黙って置いていって、さっさと家の中に入ってしまった。

 俺はひとりニヤニヤしてしまって、家の中に入れなかった。こんな顔見られたら、未央になんて言われるかわかったもんじゃないから。

 ゆうに一分くらい、彼女の一言を脳内でリピートして、それからようやく家に入るのだった。


 ♪


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