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崩壊

 それから一週間。俺は三島と真知を尾行してふたりのデートスポットや行動パターンに目星をつけていた。

 どうやら神社のご神木が憩いの場所らしく、近くのベンチでキスしているのも目撃した。相変わらず三島は震えてた。しょうもない奴だ。

 そして遂に計画を実行に移す日が来た。俺は朝から学校をサボって近くの飯屋で時間を潰す。放課後を待って三島の彼女に声をかけるためだ。

 時間になったら校門の近くに張り込んで彼女を待つ。そのつもりだったが、真知はもうその場に居た。健気な子だ。

「なあ、待ち合わせか?」

「……誰ですか、あなた」

 警戒心マックス。こういう女を堕とすのがまた楽しいんだよな。

「俺は定島貞治。貞治でいいぜ。君は?」

「……五百里 真知(いおり まち)

 名前ゲット。グイグイいくぜ。

「真知ちゃんか。俺と遊ばね?」

「彼氏を待ってるので……」

「釣れないこと言うなよな」

 俺は真知の腕をつかみグイグイと引く。柔らかい二の腕の感触を堪能しつつ、力の差を見せつけるんだ。

「やめてください!」

 抵抗したところで所詮は女の力。俺に敵うはずもない。可愛いもんだ。

「オラッ、行こうぜ!」

 おもむろに頬を叩くと、真知は悲鳴を上げる。

「いたっ」

 睨まれたが、次は殴るとばかりに握りこぶしをチラつかせると抵抗しなくなった。素直な子は好きだぜ。

 真知を無理矢理ファミレスに連れ込む。このファミレスは酒が出るから使いやすい。真知はなにも頼まなかったが、俺は酒とパスタを頼んで真知の分のピザも頼んでやった。気が利くだろ?

「ほら~真知ちゃんも飲みなよ」

 無理矢理ワインを勧めると、真知はしぶしぶ口をつけた。自分から飲んでくれるのは幸先がいい。これがなかなか面倒だからな。

 俺は度の低いワインを。真知には度の高いワインを飲ませる。彼女はアルコールに弱いらしく簡単に酔いつぶれてくれた。

 お待ちかねのお持ち帰りタイム。右も左もわからなくなった真知を家に連れて帰ってひたすら犯す。

 真知は処女だった。こんな可愛い彼女の初物を奪われるなんて三島は哀れな奴だ。

 犯されている真知は俺が誰だかわかっていなかったようで、道尋道尋と連呼していた。確か三島の名前だったはずだ。

 最後に俺は精液にまみれた真知をスマホで撮影し、動かぬ証拠を残してやった。

 このまま放置してもいいが、より大きなショックを与えるためにも俺は一旦真知の体を綺麗にしてやることにした。

 次の朝目覚めた真知には酔いつぶれたから介抱してやったとだけ説明する。スマホを借りて親にもメールを送った。

 これで今日からこいつは俺のものだ。

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