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悪魔降臨せずだよ

開店準備をしていたのだが……どうにも進まないだだって


「じゃあまずはお口をこんなふうにい〜ってして」

「い〜ってこれでいいのか?」

「何でこんな事を……


子供とは言えなぜ店内で歯磨きの指導を聞かなきゃならんのだ


「じゃあまずは前の歯から磨こうか。渡したそれを横にして動かしてみよう。まずはここの歯からだよ」

明香ちゃんは前歯を指さす。そしてゆっくりと前歯を磨き始めた。それにつられて二人も磨き始める。


「ん〜っと……力入れすぎかなぁ?もうちょい力抜いてみよっか」

「あ、ちょ……恥ずかしいから触んなって!」

「だってこの状況じゃ仕方ないでしょう!」


…… あ、そう言えばもう一人は?


「……ふおの先はどうひゅりのよ(この先はどうするのよ)」


しまった。片方を忘れていた


「明香ちゃ〜ん」

「あ!」


どうやら明香ちゃんも忘れてたらしい……


「ごめんごめん、次は奥歯だね。奥歯はここの歯だよ。磨きにくいからゆっくり磨こうね」

「ふぁい………」

「うん……」



……付き合いきれなくなってきた。そうだ、ダンジョンにでも行ってみよう。


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