第9話 落ち込む先に…
外から未來の声が聞こえなくなった。未來も家に入ったのだろう。俺も履いていた靴を脱ぎ、家に入り、2階に行き自分の部屋に入った。俺の部屋から見える未來の部屋。いつもはドアもカーテンも空いているのだが、今日は窓は閉まり、カーテンも閉まっていた。俺はベットに寝転がり、何もすることなく、ただ天井を眺めていた。どれくらい経っだろうか?一時間。それともそれ以上…いや、1時間も経っていないのか?
すると、
ガチャ
誰かが入ってきて、階段を上がる音がした。そして、俺の部屋のドアをノックした。
「久一。母さんだけどはいるわよ。」
帰宅した母さんが俺の部屋に入る。
「さっき未來ちゃんのお母さんにあって未來ちゃんがすごい泣いてるんだけど理由を言わないからもし久一くんが何か知ってたら教えてって言われたの。久一なんか知らない。」
俺は未來はまだ泣いてるんだと知ったとき俺は本当に最低だと感じた。
「俺が泣かした。」
「えっ!久一が泣かしたの?」
「あぁ。」
「まさか、暴力なんてしてないよね?」
「するわけないだろ。」
母は何かを悟ったのかそれ以上聞かなかった。
「久一。何か困ってるなら相談して、もしかしたらすっきりするかもよ。」
正直母にすべて明かすのは嫌だが、誰かに話せば少しは気が晴れると思い話すことにした。
俺と母はリビングに行き、母は俺にお茶を出し、
「さ、話して」
母はなんて言うだろうか…。




