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第28話 選択肢
未來にも待てる気力はない。久一が好きすぎて待てないのだ。俺はどうすればいい。弓道か未來か?
未來を取ったら、多分、弓道よりも未來を見てしまう気がする。弓道を取ったら、未來を泣かすことになる。もう、未來の泣かせるのはやだ。もう、未來を泣かせるわけにはいかないんだ。けど、どうすればいい。誰か、誰か、教えてくれー!
俺の心理が迷ってる中、未來は俺から離れた。
「ごめん…やっぱり待つよ。」
「えっ?いや、でも…」
「もともと待ってるって言ったんだし、我慢する。ごめんね。」
未來の目からは涙。体は震えていた。寂しいのだろうか?いや、違う怖かった。久一にノーと言われるかもしれないからだ。こんな不安のまま行かせて、いいのか?いや、良くない!もう、答えを決めて、行くしかない。伝えるんだ!未來に今の思いを!
俺は走って、未來に抱きついた。
「久一…」
「未來…告白の答えが出たよ…」
「えっ?」
「未來、俺は…」
久一が選ぶのは、未來か、弓道か?それとも…




