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第26話 いつまでも…
未來からの告白。正直、嬉しい。今すぐ、未來に俺も好きだということを伝えたい。けど、付き合っても良いのだろうか?俺には目標がある。全国という目標が。きっと未來と付き合ったら未來だけしか見れなくなる。弓道が身に入らない気がする。未來とは付き合いたい。けど、今じゃない。未來と弓道を両方とも見つめ合うことが出来たその時に未來と付き合おうと決めた。
「未來…答えなんだが…待ってもらってもいいか?」
「どのくらい?」
「わからない。すぐかも知れないし、遅くなるかもしれない。」
「久一はそんなに考えないといけないの?私とのこと!」
「違うよ!もう、答えは出てるんだ。でも、今は言えない。まだ…」
「わかった…久一の答え待ってるよ。その時まで…」
「ごめんな…」
「ううん、久一にはなんか思いがあるんでしょ。」
「ありがとう。」
「でも、高校までは待たないからね。」
「えっ!?」
「当たり前でしょ。何年間待たせるつもり?」
「そうだよな。わかった、中3までには未來に答えを言うよ。」
「うん、待ってるよ。」
と未來は笑顔で言った。その笑顔を君の横で見たい。そのためには、倒さなければいけないのだ、己の壁を…
今!久一が未來との約束のため走り出した。




